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【副業/フリーランス】ココナラで3年間サービスを出品して学んだのは、社会とのつながり方だった。

気がつけば、ココナラで出品を始めてから3年が経ちました。

何もわからない初心者マークの状態からコツコツ自分のペースで取り組み、ご利用いただいたのは累計80件(平均2件/月)。

「自分のスキル/サービスを提供してみたい」という好奇心から副業として始めたのですが、想像以上の学びと、思いもよらない試行錯誤があったなぁと振り返っています。

当初は、誰に何を、どう提供したらよいのかも、市場の中で無理せず自然体にふるまう方法も、何もわかりませんでした。

3年が経ち、徐々にですが自分と社会がうまく合わさる点が見えてきました。その気づきを書きとめておきます。


1.  一番大切なのは自分を知ること。

私自身は昔から、カメレオンのように周りの環境やその時求められる役割に合わせるタイプだったので、市場で自分らしさ(個性)をどう出せばいいのか、本当にわかりませんでした。

自分はどんな人で、何を大事にしていて、何が好きで、それはなぜなのか。自分が得意なことや興味のあることは何か。どんな生き方をして、社会にどう貢献したいのか。

そんな、自分自身の性質や人となり・価値観を知るのがすべての出発点になるということを、サービス出品を通して身にしみて感じました。

この「自分っぽさ」がわかり、言葉や雰囲気などで表現できてくると、それに「いいな」と思ってくれる人が自然と集まってくれるようになります。そうすると、結果として自分自身も肩ひじ張らずに、無理せずにいることができます。

※私が扱っているのが無形のサービスなので、商品を構成する要素として提供者(=私自身)の色も大きい、という事情もあります。ここがはっきりしていることが、商品の土台になるので。

ちなみに、私が「自分を知る」ために普段から取り組んでいるのは、自分の「好き」「いいな」という感情に、丁寧に耳を傾けてみること。雑誌を読んで自分の好みのテイストをつかんだり、「素敵だな」という感情を持った時に「どうしてそう感じるんだろう?」と、自分の心を掘ってみたり。そうやって見えてきたものを少しずつ外に表現すると、自分の輪郭が定まってきます。

2.  誰に何をどう届けるのが「しっくり」くるか。

サービスの内容と届けたい人の層やその届け方(媒体、手段)も細かく考えていく必要があります。その時わたしが大事にしていたのは、しっくり感と違和感

例えば届け方(媒体)でいうと、私はプラットフォーム(ココナラなど)や会社さん経由でtoC(個人)にサービスを届けることがしっくりきています。ちょうどよい距離感(程よい緊張感)をもって接することができるから、なのかもしれません。

※ワンクッション置くことが自分にあっているので、<モノを通して想いを届ける>など、ある程度間接性のある事業形態を中心にしていきたいなぁとも考えています。

「楽しい」「好き」というポジティブな感情だけではなく、「嫌だな」「違和感がある」というマイナスな感情も、一呼吸おいてゆっくり見つめてみる。「どうしてそう感じるんだろう?」から、自分が大事にしたいことが見えてくるので。

3.  どんな評価も真摯に受けとめる。

「えぇ!!」という経験も何度かあったのですが、根底にあるのは、自分の伝え方が至らなかったり、対応がまだまだ未熟だったからだと考えています。

つまりは、本を読む、セミナーに参加する、実務経験をたんたんと積んでいく。そうやって自分自身の力をつけていくことが核となると、改めて気づきました。

他の方からの言葉やフィードバックは、良いものでも耳の痛いものでも、自分自身のあり方を見直したり、社会との関わり方を調整したりするきっかけになります。そういう意味で、マイペースでもサービス提供を続けて、フィードバックを受ける機会を持ち続けていてよかったなぁと感じています。

おわりに

小さく実験し、自分と社会との接合点を探っていく。一歩踏み出し、それを地道に続けてみる。そうすると、次のアクションや選択肢が見えてくる。

ココナラを3年間続けてみて、「自分自身のサービス/ブランドを作って届けたい」という気持ちと、その方向性がはっきりしました。そのためにはまず、自分自身や自分の行動、想いをもっと外に出していく必要があると感じ、noteもその一環で始めてみました。

今後も自分のペースで、少しずつ積み上げていきたいです。



●「フリーランス」にまつわるnoteをマガジンにまとめています


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