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仕事帰りは本屋に行こう。せわしない毎日の余白に

💡 本記事はSHElikesの受講生を対象とした「ライターコンペ」の応募作品を加筆修正したものです。
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皆さんが最後に本屋に立ち寄ったのは、いつですか?
 
 
忙しい日々を送っていると、気づけば本屋から足が遠のき、本に触れる機会も減ってしまう。そんなこともありますよね。
 
では、どうすればこの状況を打開できるのか。私が考える解決策は、仕事帰りに本屋に立ち寄るのを、毎日の習慣にすることです!
 
 
この記事では、その利点や具体的な方法をご紹介していきます。ぜひ「本屋で過ごす時間」を日常の余白として、取り入れてみませんか。


本屋に寄り道すると、良いことがたくさん

 そもそも、仕事が終わった後に本屋に行くことにどんな利点があるのでしょうか。
 
仕事帰りだけでなく、旅行中でも本屋に立ち寄るのが好きな私が、特に皆さんに知ってほしいと思う3つのポイントをご紹介します。

1. オンとオフの切り替えができる

社会人として生活していく中で大切なことのひとつが、オンとオフのスイッチの切り替え。ただ、言うは易く行うは難し。頭ではわかっていても、実行するのはなかなか大変ですよね。
 
私もこれがとても苦手なタイプです。なので、社会人になってからはさまざまな切り替え方法を試してきました。その中で効果を実感したひとつが「本屋に行く」という行為でした。
 
 
本屋を、会社と自宅の間に「クッション」として取り入れる。オフィシャルな空間からプライベートに戻る前に、ひと息入れる時間をつくる。
 
 
本屋には、あらゆるジャンルの本や雑誌、漫画や参考書が並んでいます。その多様な世界に囲まれると、現実から少し距離を置くことができます
 
ゆっくり店内をめぐり、気になる本を手に取ってみてください。そうやって10分ほど過ごすと、仕事のことでいっぱいだった頭が、少しほぐれていくはずです。

2. 自分と向き合う時間になる

2つ目は、本屋に立ち寄ることが、自分の心と向き合う時間にもなるという点です。
 
 
たとえばビジネス書コーナーで足を止めてしまうなら、学びたいスキルがある、もしくは仕事に関する何かを解決したいと感じているのかもしれません。また、エッセイに手が伸びるのであれば、心穏やかに過ごしたい気分ともいえそうです。
 
私も、語学書コーナーの前で頑張るぞ!モードなときもあれば、架空の世界を描く小説や漫画に癒される日もあります。
 
このように、本屋の空間に身を置くだけで、今自分が何に関心を持っているのか、何を求めているのかを、自然に理解することができるんです。
 
 
このせわしない世の中で、自分と向き合う時間をつくることは不可欠だと言われていますよね。定期的に本屋を訪れることを通して、自分の状態や志向が日によってどのように変化しているかに気づく時間を、確保してみませんか。

3. 自分を外に開いていける

本に出会うことは、外の世界とつながる一歩にもなります。
 
 
私たちの周りにあるSNSをはじめとしたオンラインの世界では、アルゴリズムによって自分の興味関心に基づくコンテンツが提供されています。役に立つこともある一方で、触れる情報に偏りが出て、視野が狭まってしまうという難点も。
 
そこからぐっと視野を広げる役割を担ってくれているのが、本屋です。
 
 
ふと目に留まったり、気になったりした書籍があれば、まずは手に取って読んでみてください。
 
それが、思いがけない視点や新しいヒントを与えてくれることもあります。さらに深めたいと思える大切な何かに、出会えることもあるかもしれません。
 
 
忙しい毎日を過ごしていると、自分の世界が固定されているなぁと、ふと危機感を覚えることもありますよね。新しい扉を開くきっかけを日常に持っておくことは、いつの日か現状を打開する、突破口に繋がります。 

本屋は、新しい世界への入り口

私がSHElikesというスクールで学び始めたのも、本屋がきっかけでした。
 
 
ある日、ビジネス書コーナーで、マーケティングや行動経済学についての書籍が目に留まりました。パラパラとページをめくっていると、今の仕事に役に立つし、何よりとても面白い!ということを発見。
 
何冊か読み終えたあと、もっと学びたいなぁという気持ちになりました。一冊一冊の「本」という点は頭の中に入っていたのですが、それを結びつける体系的な線が欲しかったんです。
 
 
ちょうどそのとき、SHElikesのことを思い出しました。
 
 
SHElikesは、女性向けのオンラインキャリアスクール。WebデザインやWebマーケティング、ライティングをはじめとした45種類以上のスキルを、好きなだけ受講できます。
 
ひとりで向き合って得られる以外の、また別の気づきや発見があるかもしれない。そして、いろんな知識やスキルを学ぶと、それらを組み合わせてまた新たな道が見えてくるかもしれない。そんな気持ちで、このスクールを選びました。
 
 
そして現在は、入会して3か月目になります。
 
 
最初はマーケティングに加えて、関連知識である広報・PRやブランディングなどを体系的に学びました。まさに、自分の中にあった知識の点と点が線になっていく感覚がありました。
 
そして、私がコース受講を進めていてありがたいと感じた点は、おすすめの学習ルートや、ロールモデル別の学習パターンを提示してくれていること。どのコースをどの順番で受講しようか、迷わずにすみます。
 
また、同じ学習を進めている他の受講生と交流できる機会も定期的に設けられています。私もがんばろう!と、モチベーションを維持しながら学び続けることができるのもSHElikesの魅力のひとつ。
 
 
マーケティング関連のコース受講はひと通り終わったこともあり、最近はライティングスキルを集中的に学んでいます。
 
ライティングの技術を磨くために、コースを受講しながら、本屋で書籍を購入して読み進めてもいます。
 
この繰り返しと積み重ねによって、自分の世界が広がり、深まっていくのかもしれないですね。

一歩踏み出すと、見えるものがある

皆さんの自宅の近くや通勤ルートに、本屋はありますか?
 
もし見かけたら、ぜひ一度、ふらっと立ち寄ってみてください。
 
 
本屋の空間は、忙しい日々で疲れ切った心に、そっと寄り添ってくれます。また、頑張りたい時にはパワーを与えてくれることも。そんなやさしさに、私はすごく感謝しています。
 
 
毎日じゃなくても、まずは週に1回からでも。会社帰りに本屋へ寄り道を、始めてみませんか。
 
なにか素敵な未来が、皆さんを待っているかもしれません。


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