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<公認心理師試験受験記録>問題は頭から順番に解く?
2025年第8回公認心理師試験も間近に迫って来ましたね。
受験生の皆様は、過去問や模試をされてきて、すでに問題を解く順番などについても作戦を立てていくことと思います。
過去のnoteにも綴ったように、社会人の受験は、若い現役受験生のそれと違い、体力や記憶力の低下を補って余りある「作戦」が不可欠です。
以下は、2021年度第4回試験に合格した直後に書き、「下書き」として保存していたものです。
心理師を目指すお仲間の、何らかのお役に立つことを願っています。
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公認心理師国家資格試験は、午前2時間、昼休憩をはさんで、午後2時間の長丁場です。
マークシート形式。第4回試験は前半問1~問59までが知識問題。問60~問77までが事例問題。午後も同じ。配点は、知識問題が各1点。事例問題が3点。
順番通り、最初の問題から解く方が良いか、それとも事例問題から解く方が良いか。
これ、結構「あるある」な疑問らしく、心理師系試験対策予備校などの動画を見ていると、講師の方が、どちらがいいか問題に言及しています。
私も、当初、過去問や模擬試験は始めから順番に解いていましたが、数回解くうちに、自分の傾向が分かってきました。
こんな傾向です。
①事例問題にたどり着くころには、脳が疲れ切っている。よって、読み間違いやマークミスが増える。
②事例問題にたどり着くまでに時間がかかり、焦って問題を解いてしまい、ケアレスミスをする。
③知識問題を解いてから事例問題に来る過程で時間を使いすぎ、簡単な事例問題にもかかわらず、とりかかれず時間切れ。
④私は、知識問題よりも事例問題の方が比較的得意。
事例問題は、1問3点なんです。
ならば集中力のある試験が始まったばかりの頃に、事例問題から解く。そう決めて、マークシートの解答場所がずれないよう、気をつけて過去問等に取り組みました。
事例問題を終えてから、問1に戻って知識問題を解く。事例問題で配分した時間より若干オーバーするのは、問題をしっかりと読んでいる証拠、そのあとの知識問題でパッパとスピードアップしてとけばいい。
また、いわゆる「捨て問」(過去問でも歯が立たなかった問題、私の場合は統計)に時間をかけない。
知識問題をパッパと解けるようにするためには、やはり立ち止まって考えてしまうような、あやふやな知識のままではダメだと気付き、日々の語句のインプットや仕組みの理解、法的根拠などは、記憶の精度、理解の精度を高めようと、意識が変わっていきました。
本番の試験も、事例問題から解きました。
この解き方で怖いのは「マークシートの解答のずれ」です。だからこそ、過去問を解く時も、ノートや紙に答えを書くのではなく、必ずマークシートを使って行うことが大事なんです。
このやり方は、自分に合っていたのでよかったと思いますが、予備校系サイトでは、あまりお勧めしていないようで、頭から解くことを推奨されていました。
問60からスタートすることで、やっぱりマークのずれが起きやすいからでしょうね。
問題は頭から解くべし、という固定観念に縛られず、ご自身で様々試してみて、本番でベストパフォーマンスが出せる方法を見つけられると良いと思います。