「ビジュアル・シンカーの脳」を読んで(2)
言語思考と視覚思考
「順を追って考える」「場合分けする」。私たちはこうした筋道のある思考を学校教育を通じて身に着けています。そして、それを支えているのが言語になります。ここが「国語が大事」と言われる理由です。
一方で、絵や目に映ったものから情報を得て(言語を介さずに)思考を展開するタイプの人たち(Visual Thinker)もいます。
この2つは、「自分はこっち」と明言できる人もいれば、「どちらかと言えば」といった比較優位の中間的なポジションの人もいます。グランディン