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本場のクリスマス体験 in UK

メリークリスマス!HO HO HO!

さて、日本で過ごしている時には特にクリスマスを楽しむこともせず、強いて言うならスーパーでローストチキンを買って食べるくらいなとてもつまらない人間ですが、イギリスでクリスマスを迎えた今年は存分に楽しんでしまっております。



今回は私が経験したイギリスのクリスマスの素晴らしさについてご紹介します。



1.ハロウィンが終わったらクリスマス開始

ハロウィンが終わると街は即クリスマスモードにチェンジします。なんならハロウィンの前からクリスマスグッズがスーパーには置いてありました。


スーパーで流れるのはクリスマスソング、クリスマスが近づくとサンタの格好をした人がスーパーの中にいたりと賑わっています。


夜になるとそれぞれの家が飾っているカラフルなライトが点灯し、一家に一台?一つ?一本(単位がわからない笑)はクリスマスツリーがあります。私の家には大中小3つあります。笑


3人で住んでいるのでひとりにひとつずつと言ったところでしょうか。笑


ウォリアーズのTwitterやFacebookでも選手同士でクリスマスについて語り合う動画が配信されています。こちらもなかなか面白いのでよければご覧ください(^^)
字幕付きなので英語の勉強にもなります!



2.クリスマスフィルムが大人気


家でも友達の家でも「クリスマスフィルム観る?」と聞かれます。この時期にはクリスマスチャンネル的なものも存在して、24時間クリスマスフィルムが流れ続けるというチャンネルです。寒くて天候の優れないイギリスでは家の中で温かくして仲良くフィルムを観るのが文化なのかもしれません。


この冬に見たものだけでも、

・The Holiday
・Nativity
・loveactually
・THE SANTA CLAUSE 3
・エルフ
・ホームアローン
・ホームアローン2



こんなに観ました!!えー!!

ちなみに私は日本で年に一回、唯一名探偵コナンの劇場版を観に行くだけの人間です。笑


でも、心温まるフィルムばかりでした。
特にThe Holidayはおすすめです。


そういえば、イギリスでは映画のことをムービーではなくフィルムと言います。アメリカ英語と異なる部分です。



私が観る際には英語の字幕をつけてもらっています。映画レベルの会話を聞き取るのはまだ難しいのですが、文字を読んで理解することは少しずつできてきました。これもまた英語の勉強を助けてくれるツールの一つです。



3.クリスマスに向けて街は大混雑

クリスマスが近づけば近づくほど、道路は渋滞、スーパーマーケットは混雑していきます。特に休日は大混雑です。


街の混雑に出会った人は皆、こう言います。

「クリスマスが近いからね」


スーパーの中でも大きなカートにターキーやチキンの丸々一匹やお酒、デザートなどを詰め込み、クリスマスを楽しく過ごすための食材を買い込む家族が多く見受けられます。



しかし、クリスマス当日は街は静かになります。お店は大体閉まり、皆が家族や大切な人とゆっくり過ごせる時間となります。


クリスマス当日にWorcesterの中心地に向かいましたが、いつもは大賑わいの場所も閑散としていました。クリスマス恐るべし。



4.クリスマスマーケットは最高


クリスマスマーケットって日本でも行ったことがなかったのですが想像以上に楽しい場所でした。日本のものと比較はできないのですが、みんなビールやワイン、ホットチョコレートを片手に流れる音楽に合わせてダンスしたり歌ったり軽く屋外パーティー状態でした!

半世紀ぶりに食べたホットドッグが異常に美味しかった!


食べ物はホットドッグ、クレープ、ガーリックトースト、チーズ、いちご飴をチョコでコーティングしたやつ、ドーナツなどなど沢山ありました。


食べ物だけでなく、クリスマスツリーの飾りやマグカップなどお洒落な小物も売っていました。


楽しかったので2回もBirminghamのクリスマスマーケットに行きました。



5.クリスマスジャンパーは必須


クリスマスジャンパーって知っていますか?
ジャンパーって聞くとジャケット的なものかなと思っていたのですが、セーターでした。

分かりづらいのですが、この写真の中でも数名がクリスマスジャンパーを着用しています。

チームのクリスマスソーシャルでのドレスコードも「クリスマスジャンパー」でした。前日にコードを知らされたので、持っていなくて困っていたのですが、一緒に住んでいるチームメイトが一着貸してくれました。

また、スポンサーであるヤマザキマザックさんに伺った際に、多くの従業員の方がクリスマスジャンパーを着用されていました。どうやらその日は会社でそのようなコーデをすることが勧められていたみたいですが、日本ではあり得ない光景だったのでとても新鮮でした!

クリスマスシーズン恒例のパントマイムを観に行く際もクリスマスジャンパーの着用を推奨されました。


イギリスではこどもだけでなく、大人になってもクリスマスジャンパーを着る。クリスマスを楽しむ。むしろこどもよりも楽しむ。

どことなくクリスマスは自分のものではないと遠ざけていたことはもったいなかったとしみじみ思っています。



6.アドベントカレンダー


こどもなら必ず持っている。そしてこどもじゃなくとも持っている。12月に入り、クリスマスまでのカウントダウンを行うカレンダーです。

窓を開ける毎にお菓子が入っていて、1日チョコっとずつ楽しむものです。日本でも見かけたことがありますが、こちらでは超定番です!

お菓子が毎回少しずつ異なるので皆が毎日ワクワクしながら開けてるのが印象的でした。

クリスマスシーズン、お子さんのいるお宅に何度かお邪魔しましたが、どこにも必ずアドベントカレンダーがありました!



私の分もハウスメイトが買ってきてくれていて3つ仲良く並んでいます(^^)


横着してために溜めてしまった私のカレンダーを綺麗に全て開けてくれたさっちゃん





こんな感じでイギリスのクリスマスの特徴をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?


クリスマス=こどものイベント


そんな思い違いをしていたのですが、クリスマスは誰もが楽しめるイベントでした。



そして、クリスマスは大切な人たちとゆっくり楽しい時間を過ごす。贅沢で丁寧な時間の使い方です。

こちらにきて、丁寧に過ごすことを学びました。それはお金をかけるという意味ではなく、人と時間を大切にし少しの工夫で日々をより充実させている印象です。



来年も素敵なクリスマスを過ごせますように。

ご精読ありがとうございました。


皆様、良いお年をお迎えください。

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山本 実
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