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ルー・タイスの言葉を理解したい④

認知科学のコーチングを学ぶ上で欠かすことのできないルー・タイスの「アファメーション」を読んで。

Step4 一瞬で自分を変える「アファーメーション」の法則

〜新しい自己イメージの作り方〜

一瞬で自分を変える・・・そんなすごいことができるのか。。と考えてしまうのも私の持つ潜在的意識の1つ。思考=言葉であり、どんな言葉を持つのか、言葉の力で自分を創ることができる。このStepでは目標設定をした上で、そこに向かい進むために必要なことが書かれている。

目標設定→行動が必要→行動にはエフィカシーが必要→やり遂げるにはセルフトークとフィードバックへの対応が必要。そして、変革には居心地の良い場所でないとこに行ってみることが大切だ。

行動を開始する〜スマートウォーク〜

ここで言うスマートウォークは頑張って必死な感じではなく、臨ことなので余計なエネルギーを使わずに行動できること。本当のWant to に根ざしているとそんな風に動ける。スマートウォークの歩き方の7ステップ。

1.「自分のパフォーマンスの模擬体験をする」すぐに始めるとは言うが、始める前にシミュレーションする。ポジティブイメージトレーニング、スポーツ選手などもやっている、不安ではなくできてるイメージでスタートすることが大事。

2.「今すぐ始める。好機を待ってはいけない」↑のイメージを作ったら、まずはスタート。Invent on the wαy スタートしないと何も始まらないのだ。

3.「有言実行」これは人に宣言するのではなく、自分が誓った大切なことはきちんと守る「自分の理想の自分らしさ」に責任を持つ。

4.「機会を見つけて逃さない」自分の成し遂げたいことにつながらないことは切り捨て、繋がることはその目的を意識し、関わっていく。

5.「前進するには失敗も必要」上手くいかない時もある、そんな時は「自分らしくない」つぎつぎ!

6.「正しい行動を体に覚え込ませる」新しい行動は、慣れないからエネルギーを使う。無意識にできるようになるまでは訓練だ。

7.「自分を偽らずに責任を引き受ける」本当にやりたいことがどうかはリスクを負えるかどうかでもわかる。

エフィカシーを高める

エフィカシー=ことを起こして実現させていく力。自己効力感と訳されることが多いがルーはこのように書いている。根拠なき自信がそれを成し遂げるのだから自信は重要だ。自分の能力評価をここまでだと決めるのではなくその壁を超えていく力となる。

創造力・・・自分の周りを変化させる。夢を持つ力。どんな大きな夢を描けるか。人間には創造力が備わっている。←神様も言ってる。自分の本当の心の声を聞き、進捗的に有効な行動を取る。

もっと貪欲に目標に向かいなさい・・・「あなたは失敗するかもしれない。しかしあなたは強い人ですからしっかりとした支援が得られるでしょうし、改めて挑戦すればいいじゃないですか。失敗から学べば、それが次に活きるんですよ。」失敗したくない。そんな想いを捨てる!能力の輪を活用する。自分自身のことを知ることも大切。

潜在能力を解き放つ・・・自分が成長していないと、新しい目標は立てられない。そして成長していると目標は大きくなる。

もっと大きなこと、もっと素晴らしいことに向かって・・・現在地から目的地に到達するためには、自分の枠を超えて、大きな問題を自分ごととして考える。そこに向かう人として勇気を持って行動して、惜しみなく与え、愛情に溢れ、他者と共に行動する。Keep the end in mind.

明白な機会をとらえる・・・機会の通り道=目指すところへの通り道を選ぶ。自分のやりたいことに繋がる行動であれば、お金を払ってでも。

雨宿りと涼しい風・・・状況を良くするために自分から動く。諦めない。やれることを考える。機転を効かせる。

いちいち許可を求めない・・・自分がしたいこと、快適だと思うことを選ぶ。他の人がどう思うかではなく。当然の自分でいく。

精神的・肉体的習慣を調整していく

新しい習慣を身につけるために。アファメーションのステップを使い、意識→感情→行動パターンを覚え込ませる。

精神的習慣を体に覚え込ませる。

●本番前のシミュレーション。●ハイポイントの状態を感じる。●問題が起こった時も「これが解決したらどうなるか」自分に問う。

感情的習慣んを体に覚え込ませる。

感情のコントロールは入念に準備が必要。自分が良い状態でいれるように。正しい情報、正しい知識、正しい習慣、正しいスキル、正しい感情をインプットして上手くいくと自分を信じること。

行動的習慣を体に覚え込ませる。

Have toでやらない。自分の内的基準(態度や信念、感情的な反応)を変えれば行動は変わる。

自己イメージの自動操縦システム。

「これはもう私らしない」「これまではこうしていたけれど、これからは・・」もっとできるはずと自己イメージを更新する。言葉を使う。

よき指導者。

相手に多くの可能性を見出す。相手を実現できる人と信じる。

自分が指導者となって自分を高みへ導く。

半年後の未来。目指していることを手に入れている状態を言葉にして、自分に語りかけていく。

フィードバックを求め、間違いを正す

フィードバックは必要なもの。間違えずに真っ直ぐ歩めるわけではない。

私たちはみんなフィードバックを必要としている

なぜならば、物差しや基準となるものと照らし合わせて初めて自分がわかるから。客観的な評価を受けて受け入れなければ目標には到達しない。

やる気を維持する方法

現時点から過去を見ない。現時点から過去を見れば、達成したこと成し遂げたことを見て満足してしまう。そうではなく、理想の状況を見て次の目標を定める。この現時点から過去を見て前に進む意欲が落ちた経験を何回もしているので身につまされる。そしてOKR的な考え方を持って上手く進めた経験もあるので腹落ちします。

不安のフィードバック

現状と理想のGapの状態を受け止める。それはコンフォートゾーンを出ている証拠でもあり、良い兆し。痩せたいなら、まずは体重計に乗ることからスタート。

方向を自己修正しよう

人は自己イメージの中を生きている。自分の目指す状態に向け、自分の状態を客観的なフィードバックを受け、方向を修正させながら進もう。

コンフォートゾーンを広げなさい

コンフォートゾーン。コンフォートゾーンは変えるものか、ずらすものか、広げるものか、、この言葉の使い方でイメージするものは変わってくる。過去の自分を包括しても良いのであれば「広げる」でもしっくりするが、変容した自分を活きると考えると居心地の良い場所は変わって、以前の居場所は居心地が悪くなるのだと思う。

これで十分だ

自分で自分に相応しいものを決めてしまう。ここに出てくる先生の例は謙虚な人のように見えるが、とても苦しい生き方だ。自分を愛して大切にすることができた時、人にも寛容になれる。

自分にとっての十分とは

自己のイメージとのGapにストレスを感じるのであれば、自己のイメージを高いところに持つ。

環境上のコンフォートゾーン

慣れ親しんだ暮らしや生活習慣はストレスが少ない。しかし成長するためには新しい環境で新たな経験をしコンフォートゾーンを広げることが大切。この文脈で考える時にはコンフォートゾーンを広げるは理解しやすい。

コンフォートゾーンを変える

冒険に出る!

自分がいるべき場所はどこか

想像力を働かせて新しい変容した自分をはっきりイメージし言葉にする。そのイメージが十分でないと、やらされ感で目標を追うことになる

コンフォートゾーンを超えて成長する

心地よくなくても、目指す姿をイメージし、行動を継続していく。それが習慣になり自分が成長する。

現状を疑ってみる

良いことが起こった時には、自分のや周りを讃える。

悪いことが起こった時には、切り替えて次に行く。


今日はここまで! そして次のStep5は最後の章になります。


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