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【体験談】あなたの「運動嫌い」それ思い込みではないですか?

今日は、健康な体づくりには欠かせない「運動」をテーマにお話ししたいと思います。

「運動は苦手なんだよな」
「運動は大事なのはわかっていても好きじゃないんだよな」
という方の考え方が、少しでも変わるきっかけになれば幸いです。


あなたは運動が好きですか?

世の中には、体を動かすことやスポーツをすることが好きな人がたくさんいます。

「体を動かして汗をかくと気持ちがいい」
「スポーツはゲームだから楽しい」
「運動するとリフレッシュになる」

私はこういった人たちに全く共感できずに生きてきました。なぜなら運動やスポーツがちっとも楽しくなくて、ただしんどいだけだったからです。

でも現在は、毎日約10000歩あるいてスポーツジムで筋トレもしています。(ジムに入会したことを親に言ったときは、それはそれは驚いていました。)

私がここまでに至ったのは、「私は運動が嫌い」という固定概念が子供時代のトラウマからきた思い込みだったことに気づいたことがきっかけです。

だからもし、似たような経験をされていて運動に対して重い腰が上がらない方がいれば、「運動をしないのはもったいない」と言いたい。
それくらい運動にはメリットがありすぎるのです。

ここから、私の体験談を含めて運動を嫌いだと思っていた私が前向きに取り組めるようになった理由をお話ししたいと思います。

私が「運動が嫌い」になった理由

幼少期から高校生に上がるまで、私は少食でガリガリに痩せた体型でした。筋肉が少なく、走ったら遅いし逆上がりもできないし、ボールもうまく投げられません。そのくせ人一倍負けず嫌いな性格だったので、何もうまくいかない体育の時間や運動会が本当に苦痛で仕方ありませんでした。

一方で父は体育会系で、学生時代もずっと運動部。子供にも運動は絶対やらせたいという強い意志があって、小さい頃から休みの日にはアスレチックに行ったり広場でキャッチボールやサッカーをしたりしていました。もちろん、そこでもうまくいかないのですが、最後までゴールしたりノルマを達成できるまで帰れないので、毎回泣きながらやっていた記憶があります。

隣でそれを見守っている母は、おかしな動きをしている私を見て「なんでそんな動き方しかできないんだろう。」「動きが人間じゃないんだけど。」などと言って笑っていました。

そんな幼少期で「私は運動が苦手な子供なんだ」「変な動きしかできないから人前で体を動かすのが恥ずかしい」という気持ちが頭の中に定着し、中学に入った時は運動部に入れという父の反対を押し切って吹奏楽部に入部しました。それ以来、大学まで運動部に入ったことは一度もありませんし、趣味で体を動かしたいと思ったこともありません。

運動に前向きに取り組めるようになった理由

では、今なぜ毎日運動に前向きに取り組めるようになったのかについて整理してお話ししていきます。

運動のメリットを目の当たりにした

運動するとカラダが喜ぶ理由はたくさんありますが、分かりやすい効果の一つに「老化の防止」があります。社会人になってからこれを目の当たりにして、まず運動の重要性を実感しました。

この記事でもお話ししていますが、私は新卒で検査技師として働いたのは病院でした。すると、検査する時に患者さんとその方の生年月日など基本情報を照らし合わせるわけです。毎日何人もの患者さんを見て感じたのは、65歳ごろを過ぎると人によって見た目年齢が全然違うということです。まだ70歳前なのに足元がおぼつかなくぼーっとしている方もいれば、80代を過ぎても元気はつらつとして肌があり、はっきりお話になる方もいます。ご高齢の方はお話好きが多いので検査中にあれこれ雑談すると、肌にハリがあり実年齢より若く見える方は、テニスやマラソンや卓球など、100%スポーツをされていました。

ここで、ただ「健康に良い」という漠然としたものが「将来のQOLを上げる」という自分の手に入れたいメリットとして明瞭化されました。

辛いものばかりではないことを知った

運動の何が嫌だって、とりあえず体を動かすことが辛いことでした。筋肉がないから少し走るだけでしんどい。あと前に書いたように負けず嫌いなので、スポーツでゲームで負けるのが嫌だ

でも、考えてみたらこんな運動嫌いがいきなりテニスを始めなくてもいいわけです。毎日のウォーキングだって静かに1人で行うヨガだって、ストレスになる程辛くはないけど立派な運動です。YouTubeを見ながら家トレすれば、誰にも見られず筋トレすることができます。

そのことに気づいたのは、ある時会社の先輩に誘われてヨガ教室について行ったことがきっかけです。体験で大量の汗をかいて、まず自分がこんなに汗をかける体質であったことに感動しました。それから、「こんなに汗をかいたのに、体験レッスンの1時間が全然辛くなかった。これなら私でも続けられるかもしれない。」と思ったのです。

健康情報を集めるようになってからは、「脳が活性化しする」「腸が活性化する」「メンタルをサポートする」など、運動には私が欲しいと思うメリットがたくさんあることに気づき、「ストレスにならない方法で運動の習慣を始めよう」と自然に思えるようになりました

「運動嫌い」がトラウマによる思い込みだとわかった

そしてある時、先ほどお話ししたように、「私は運動が嫌いだ」と思っていたのは子供時代のトラウマが原因だったということに気づきました。

これが思い込みであるとわかった途端、私を運動から遠ざけていた足枷が外れたのです。
冒頭でお話しした「運動するとリフレッシュになる」と言っているスポーツマンに対する嫌悪感というか、「私とは違う人種」という壁がなくなったとでも言いましょうか。

実際、意識してよく歩くようになり、筋トレをするようになったことで、代謝が上がって筋力も上がります。この目に見える効果が、かつての「運動に自信がない私」から脱却することにつながり、より前向きに運動に取り組みたいと思えました。

以上の3つのことが、私を運動嫌いではなくしてくれた理由です。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ほぼ全編、私の体験談ですがお伝えしたかったことは伝わったでしょうか?

今でもまだサッカーやバレーなどスポーツをするのは好きではないし、マラソンとかつらそうだなーと思います。でも、ここまでマインドチェンジすることができたので、機会があれば食わず嫌いせずに挑戦してみてもいいかなという気持ちもあります。

食体験もそうですが、子供の頃の体験はその後の人生の価値観に大きく影響します。理由が違っても私のように運動会が楽しくなかった方、今でもそのせいか運動を毛嫌いしている方に届けば幸いです。

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