継続の鬼の家に嫁いだ私が気づいた「続けるコツ」【初・中級】
私は常々、夫のことを「継続の鬼」だと思っています。
付き合っている時からそう思っていましたが、結婚してみたら、親からしっかり受け継いだ性格だということを知りました。
でもこれって良いことですよね?
何事も、結果を得るにはまず続けることが大事ですが、誰にでも簡単にできることではありません。
そこで、今日は継続の鬼の家に嫁いだ私が、彼らを見ていて気づいた「長く続けるためのコツ」を書き記したいと思います。
私より付き合いの長いマリモ
まず、私が衝撃を受けたウチの継続の鬼についてご紹介します。
予想以上に長くなったので、興味ない方は目次からすっ飛ばしてください。
私も割と三日坊主で終わる方ではないのですが、ほとんど精神力で継続するタイプなので、モチベーションが下がったり、 目標やゴールを達成してしまったりすると、フェイドアウトしてしまうことが多かったです。
一方で夫はどうかというと、
スマホの中でマリモを育てるアプリでマリモを育て続けて3500日以上。
語学学習アプリDuolingoで多言語を毎日学び続けて、連続マイルストーンが約1200日。
他にも、大学時代から毎日ポイ活アプリやアンケートに答えてポイ活に勤しみ、学生の時に習った謎の動き(ストレッチらしい)を毎晩寝る前に行い、筋トレを始めてからはずっと体の写真を撮って記録し続けています。
内容は置いておいて、とにかく続ける力がすごい。
大体のことは後から知るので、まだあるかもしれません。
(まあマリモに関しては普通にドン引きしました)
Duolingoは、もともと語学学習が好きだったので夫に勧められて私も始めました。
やっている方はご存知だと思いますが、Duolingoには他のユーザーと友達登録し合うことで、協力してノルマを達成したり、励まし合ったりする機能があります。
義理の母もユーザーだったのでフォローしたら、なんと夫を500日以上凌駕している😳
しかも、レッスンすることで得られたポイント数で競うトーナメントも、最上級のダイヤモンドリーグをずっとキープしているので、毎日惰性でやっているわけではないのです。
(ちなみに義母は仕事や介護や畑仕事でめちゃ忙しい。)
現在、夫の兄弟を含めて私のフォロー欄はほとんど義理の家族で占められています。
どうしたら続けられるのか
お待たせしました。
では、私が気づいた継続するためポイントをまとめてみます。
1. 完璧主義を捨てる
みなさん「継続する」といったら毎日しっかりした量をこなさなければならない気がしていませんか。
良い習慣を毎日できるのは理想ですが、こだわりすぎると1日連続記録が途切れた瞬間、挫折します。
例えばマリモは3日に一回水を換えれば育ち続けるそうです。
Duolingoは、1日15分以上やれば覚えも良くなるしポイントも稼げますが、その日のうちに1レッスン3分でもやれば、連続記録は続きます。
このように、完璧にできない自分を許せるようになると、長く続けることができます。
2. アクションを簡単なものにする
読書を習慣にしたい人が、最初から毎日1冊ずつ読むことにしたら、明らかにハードルが高いですよね。
最初始める時はモチベーション高くやる気に満ち溢れているので、目標を高く設定しがちです。
一旦落ち着いて、最初こそ行動内容を最低レベルまで簡単にするよう心がけてみてください。
夫が続けているルーティーンも、ほとんどが無理のない簡単なものばかりです。
1冊ではなく1ページから始めればいいのです。
余裕が出てきたら、2週間後に3ページ、次に1章と徐々に増やしていきましょう。
1冊読む習慣が3日坊主で終わるより、数ページ読むことを1年続けた方がより多くの本を読むことができます。
このように、小さなステップから始めることで実行しやすくなり、それが成功体験として次のステップに移るモチベーションにもなります。
3. 少しずつ変えていく
クラウディングアウトの記事でも書きましたが、急に多くのことを変えようとするのは逆効果になることが多いです。
急激な変化は、カラダにもココロにもストレスを与えてしまうからです。
人間は「慣れ」という特性をデフォルトで持っています。これを味方につけるため、少しずつ段階的に変化を取り入れることがカギです。
少しずつにしたつもりでも、やってみたら時にはリバウンドが起こることもあります。
それでも自分を責める必要はありません!
完璧主義を捨てて、「2歩下がっても3歩進めばいい」というマインドでいれば、その後も前向きに取り組むことができ、最終的には確実に前進できます。
4. リマインダーを活用する
夫は何でもかんでもiPhoneのリマインダーアプリを使います。
毎日のルーティンに関してもそうで、マリモの水交換も、Duolingoも、ポイ活も、ある程度やる時間を決めてリマインダーを設定しているようです。
決めた時間にできない日でも、夜に通知をチェックすれば終わらせてないタスクを確認できます。
これは習慣を維持するためにはすごく有効です。
リマインダーを使うことで、「これをやらなきゃ」と覚えておく必要がなくなり、脳の負担を減らすこともできます。
5. 他人を利用する
私は見栄っ張りな性格です。
夫にですら「残念だな」と思われたくありません。それを利用して、続けたいことは積極的に夫に宣言するようにしています。
逆に夫も、何かをやり始める時に私に始めたことを報告してきます。
Duolingoには、前の章でご紹介したように友達登録の機能があります。義理の母と協力ノルマのペアを組んだ週は、いつもより多めにレッスンしようという気になります。
このように、仲間との協力やサポートを得ることで、継続のモチベーションが下がった時に挫折するのを防ぐことができます。
家族でも、リアルの友達でも、オンライン上の知り合いでも、誰でも良いので仲間を見つけてみましょう!
6. クラウディングアウトを使う
これはホリスティック栄養学の中で提唱されている考え方ですので、夫の家族の話とは離れますが、長期的に元の悪い習慣を断つ方法として有効なテクニックです。
クラウディングアウトについては、別の記事で詳しくお話ししているのでそちらを参照してください。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この6つの中に、あなたが共感できるものはありましたか?
「私は長く続かない性格なんだ」という人ほど、色々なテクニックを積極的に駆使して、自分で継続力を上げていきましょう!
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