〝その悩み、トラウマかもしれません〟
からだの不調、人生の悩み、生きづらさ。
検査しても薬を飲んでもカウンセリングに通っても、なかなか不調が解決しない……ということはありませんか?
人生の中の長い時間を、痛みや苦しさに耐えることに費やしてはいませんか?
なぜ自分だけ、恋愛や仕事がうまくいかないのだろうと悩んではいませんか?
大して悩みも努力もしない人が、自分よりずっといい人生を送っているように思えて、落ち込んでしまうことはありませんか?
もっとがんばらなければ、もっと成果を上げなければ、もっと素敵でいなければ、もっともっともっと……と、自分を追い詰めてはいませんか?
誰もほんとうの自分をわかってくれないと、孤独を感じることはありませんか?
幸せなんて、自分には手が届かないものだとあきらめてしまっていませんか?
もしかしたらそれ、トラウマのせいかもしれません。
〝自覚しづらい日常的なトラウマ〟
〝トラウマ〟と聞くと事件や災害などの深刻なものを想像しがちです。虐待や暴力を思い浮かべる人もいるでしょう。
でも実はそれだけではありません。
日常的でささやかな経験でも、トラウマとなって残ることがあります。ほんの小さなトラウマでも、毎日続けばそれはいずれ大きなトラウマとなり、慢性的な痛みや苦しみの元となることもあります。
「トラウマの影響? ないない」
そんなふうに思っている人ほど、自分自身のトラウマに気づいていないことが多いものです。
日常的でトラウマは、日常的だからこそ、あまりにも当たり前すぎて「このことがトラウマとして自分を深く傷つけている」と気づかないのです。
小さなトラウマは、これがトラウマだと気づくにはあまりにも小さいために、一日の中ではほんの些細なできごととして片付けられてしまい、「これが積もり積もればいずれ大きなトラウマとなって深く残る」と気づけないのです。
だから「私にはトラウマがあります」と言う人より、「私にはトラウマなんてない」と言い切る人ほど、奥底に隠れた深いトラウマを抱えていることも少なくありません。
日常的でささやかで小さなトラウマは、本人が自覚しづらいぶんだけ、大きなトラウマよりも厄介です。
それはまるで、しずかに降り積もる雪のようなものです。
雪のひとひらは、手のひらに乗せればたちまち溶けてなくなるくらいのもの。でもそれで油断して、しんしんと静かに降り積もるがままに任せていると、気づけば家ごとすっぽり覆われて、積もった雪の重みに今にも潰されそうになっている……
自覚しづらい日常的なトラウマには、そんな怖さがあります。
そうして自分のトラウマを自覚できないまま、からだの不調やうまくいかない人生に思い悩みがら、内心では自分を責めながら、それでもまた今日もなんとか生きていかなければならならない……
そんなふうに苦しんでいる人が今、とても増えています。
〝からだの知恵というギフト〟
一方で、私たちのからだには、とてつもなく優れた知恵が備わっています。
それは「自分を癒す力」です。
自律神経、心臓や呼吸器、内臓、骨格筋、皮膚、そして感覚。細胞の一つひとつ、遺伝子をつなぐミクロの部分まで、私たちのからだはいつも「傷を癒やす」という目的のために協力し合っています。
たとえば切り傷ができたとき、絆創膏をしたり軟膏を塗ったりはするでしょう。でもそれだけでは傷はふさがりません。切り傷の皮膚をふさぐのはからだのしごと、血液や細胞のしごとです。
どんなときも、傷を癒やすのは内側からの力。外側の力によって治癒するのではありません。
そしてからだは、癒やすことを決してあきらめません。
たとえば「余命2カ月」と宣告されたからといって、「じゃあもう頑張ってもムダだから今心臓を止めちゃおう」なんてことにはならなりません。
たとえ本人が気持ちの上ではあきらめてしまっても、からだは心臓を動かし血液を全身に送り、呼吸し続けます。最期の最期の一瞬まで、からだは自分を生かすためにはたらきます。
トラウマも同じです。
どんなに深いトラウマであっても、どんなに辛く苦しい人生を送っていても、からだはいつだって「トラウマを癒す」という目的に向かって全力で取り組もうとしています。
本人に自覚がなくても、からだはトラウマの傷を癒やそうと必死でがんばっています。
真っ暗でどん底の中でも、かすかな希望の光を探し、見つけ、それに向かって全力で進む。
これが〝からだの知恵〟というギフト。
私たちの誰もが持っている力です。
〝あなたも人生も素晴らしい〟
ケアやセラピーでできることは、「自分を癒やす力」のお手伝いです。
傷を癒やす力は、内なる泉から湧き出るものです。外側から注ぎ込まれるものではありません。
わたしがヒーラーなのではなく、その人が自分自身を癒やします。ケアやセラピーはその力をサポートするもの。それがHuaHuaのポリシーです。
内なる源泉を阻む大きな岩をどかしてやること。
内なる源泉から湧き出た力が、からだ全体にしっかり行き渡るよう、水の流れをスムーズに整えること。
崩れているバランスを整えること。
自然のリズムを取り戻すこと。
「あなたが素晴らしいのだ」と伝えること。
トラウマが癒やされるのを見届けること。
素晴らしいその人が、からだ本来の自然のバランスを取り戻し、もともと素晴らしいその人に戻ること。そのプロセスを見守ること。
自然に、少しずつ安全に、優しく繊細に
心とからだに寄り添うトラウマケアと、自律神経にはたらきかけるセラピーで、本来の自己治癒力によって楽になっていけるよう、サポートをしていきます。