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私的システム手帳のススメ

note公式様に11月13日の「今日の注目記事」に選んでいただきました!ありがとうございます!


こんにちは、こんばんは。みのんです。

システム手帳を使いはじめてもうすぐ2年になります。
まだまだひよっこ、初心者の域を抜け切っていない私ですが、だからこそ、「システム手帳ちょっと気になるな」って方に向けて、個人的にシステム手帳の良いところと選び方をお伝えしていきます。

まず、システム手帳が何たるか、をこの記事に求めている方はいないと思いますのでスルーします。
Google先生が大変わかりやすく教えてくださると思うので、それから戻ってきていただけると嬉しいです。

今回の記事はあくまでも「私的」におすすめするシステム手帳について。
世間的にはメモ帳扱いされるM5サイズを、一元化して長期間ヘビーユースしている私。
システム手帳ユーザーの中でも、変わっている自覚は多少なりともありますので、「こんな意見もあるんだなー」程度に読んでいただけると嬉しいです。
まーた、なっがーい記事になりそうな予感。

「私的」システム手帳の良いところ

①自分好みにカスタマイズでき、ページの入れ替え、増減が容易
②「なんか変わってるもの」を持っていると思われる、かつ、所有欲を満たせる

こんなもんでしょうか?
あえて、「システム手帳」としての良さを語るとなるとイマイチ弱いなーと我ながら思います。
ですが、ヘビーユースしている理由は上記の理由以上の何物でもありません。

①の理由だと、ルーズリーフでも当てはまります。
なんならルーズリーフの方が、バインダーも中身も安価でどこでも手に入る。
現に、お仕事用は自分でカスタマイズしたA5ルーズリーフです。
▼お仕事用ノートについて書いた記事も読んでいただけると嬉しいです▼

私のシステム手帳は使い方はあくまでも趣味の域。
ただ、仕事中もシステム手帳を出さない訳ではない。
A5ルーズリーフが手元にないけど、相棒のM5手帳はある場合や、全然関係ない思いつきをとりあえずメモるとき、などなど。(仕事はちゃんとしてる)
そういう時に②の理由。
あえて「なんか変わってるもの、所有欲」という言葉を使った理由は、ルーズリーフよりもシステム手帳の方が圧倒的に高価でこだわった製品が多く、外も中身も種類が多いから。
相手が好印象を抱くかどうかはまあ置いておきまして、「かっちりとした革の手帳」をサッと出す人に悪い印象をもつ人はいないと思います。
「こだわってる感、あえて使ってる感」でますよね、システム手帳って。
デジタル全盛期のこの時代に「あえて」ですから。
(どれだけデジタルが進んでも、紙とペンはなくならないと思いますが)
あと、もっともらしい、ひと目を気にしたことを書き連ねましたが、単純に使っている本人が楽しいんです。
仕事中にはちょっと癒しになるくらいには。
自分なりにこだわった、大好きなアイテムを手に取るのって心躍りますからね!

「私的」システム手帳の選び方

【大前提】持っているだけでテンションが上がるのなら持てばいい。なんでもいい。たとえ中身が空でも。
ときめいちゃったら仕方ないじゃないですか!
極端ですが、本当に持っているだけでテンションや自己肯定感が上がるのであれば、それが手帳でなくとも持つべきですよね。
それで「なりたい自分」になれる、近づけるなら尚よし。
見た目大事!
どうせ沼ったら一冊だけでは済まないので、ときめいちゃった手帳を買いましょう。

ただ、ここであえて書きますが、システム手帳は安易に手を出さない方が良い!すーぐ挫折する!
かくいう私も、記憶に残るだけで過去2〜3回は挫折しています。
「手帳やノートを使うこと」に馴染んでいなかったのですから当然です。
ちなみに綴じ手帳の挫折回数は数え切れません。覚えてません。今でも使えません。
唯一、ほぼ日手帳は2年間くらい使えましたかねー半分弱は白紙でしたが。3年目に挫折しました。

まずは自分に手帳という存在が馴染むまで、システム手帳には手を出さない方がいいんです。
システム手帳、非常にコストがかかるので…!
バインダーと中身のリフィルが別物、かつ、それぞれがそれなりに高い!
一式揃えると安いものでも、綴じ手帳よりお高くつきますね。
だからこそ、挫折感のストレスはけっこう心にきます。
ダメージがデカいんですもん。気持ち的にもお財布的にも。
(経験者は語る)

まずは手帳に慣れましょう。
どういうフォーマットが使いやすいのか、
マンスリーやウィークリーが必要なのか、
どんな形が自分に合うのか、
やっすいもので挫折しまくりましょう!
懲りずに自分に合うものを探し続けよう!

好きにカスタマイズできる=選択肢が多い、ということ。
富豪でもない限り、システム手帳で挫折しまくるのは本当にオススメしません。
諭吉さん、栄一さんが何人いらしても終わりませんからね…!

某手帳系YouTuberさんが以前動画で、「システム手帳を使う前にノート1冊使い切れ!」と語っておられたのですが、本当です。
首がもげるほど共感しました。

ちゃんと100円ショップでもコンビニでも、サイズも本当になんでもいいので、目についたノートとペンで手帳として1冊使ってからシステム手帳を買いましょう。手帳でもいいけど。

まずは「書く習慣」を身につけろ!
ってことです。
システム手帳はある程度ぱんぱんにならないと、リングが手に当たって書きにくいです。
ぱんぱんにリフィルを挟むには中身を書かなくてはいけません。
白紙の紙を挟んでも面白くありませんからね。重いだけ。

これだけデメリット(?)らしきことを書き連ねておきながら、ひとつ言っておきたいのですが…!
私はシステム手帳へのハードルを上げたいのではありません。
むしろ全力で、システム手帳ユーザー増えろ!と願っています。
今後の手帳産業のために…!

ただでさえ、紙の手帳離れが進んでいる昨今、ムダに挫折して、システム手帳をキライになってほしくない。
先述した通り、システム手帳はひと通り揃えるとお安くない買い物です。
本当に綴じ手帳よりもコストがかかりがち。
買おうと思えば、1年使えるマンスリー手帳が100円ショップで手に入ります。
だからこそ挫折して、「もう二度と手を出さない…買わない…知らん!(しょぼん)」となる方がひとりでも減りますように!と思っています。
何を隠そう、かつての私がそうでしたので。

今まで何度も手帳やノートを挫折してきました。
それから、ロルバーンMサイズを雑記帳として2冊、Lサイズをデイリーログとして2冊、計4冊を使い切ってからはじめて、システム手帳をちゃんと使いこなせるようになりました。

今では、入れ替えや自分好みのカスタマイズができない手帳を使えないほど、システム手帳の虜です。
(でないとこんな変な記事を書こうと思わないですよね)

手帳サイズについて

ノートチャレンジをクリアしたら、数百円から買えるお安めのバインダーから試しましょう!
A5、バイブル、M6(ミニ6)、M5(マイクロ5)とサイズだけで4種類もあって、使ってみないとどれが合うか本当の意味ではわかりません。
このサイズ選びも難題なんだよなぁ。

ちなみに、こちらのバインダーがオススメ!

当たり前ですが、バインダーのサイズを変えると、自動的にリフィルも一式サイズを変えないといけません。
これもそこそこ嵩みます。
バインダーのお試しだけならできるだけ安いものを。
いきなり革のお高い手帳を買うもんじゃありません。
ネットで買うとお値段がアレ?って感じなので、LOFTなど大きめな文房具店で探してみてください。
お値段の割に、しっかりとしたつくりで、表紙に好きなステッカーを入れたりして自分仕様にカスタムできます。

上記がお近くで売っていなければ、A5、バイブルサイズなら、とってもシンプルなバインダーですが、100円ショップでも手に入ります。

よくわからん!となったら、今まで使っていたノートに近いサイズ、もしくは、M6かバイブルサイズからはじめましょう。
(M5ユーザーですが、はじめましてのシステム手帳にはオススメしません。できません…)

中身について

リフィルはまず罫線や方眼の入ったお得用のものだけ買ってみて、サイズを確認。
面倒でなければコピー用紙を各サイズに合わせて切りましょう。
(引きこもりな私的には買いに行く方が面倒。通販でもシステム手帳リフィルって選択肢少ない)
いきなり色々買うのはNGです!
買ったからには使わなければと思うとストレスです。

マンスリーやウィークリーが欲しければ、1ヶ月分くらい手書きしましょう。
ペンと定規を使って、だいたい雰囲気で書けばいいんです。
使っていると必ず、ああしたいこうしたいと希望が出てきます。

あとは字を書くなり、絵を描くなり、シールを貼りまくるなり、お好きなように。
紙さえ用意すれば自由です。
2週間くらい続いたらちゃんとしたリフィルを一式買いましょう。

個人的に3日もあればそのサイズを使い続けられるかどうか、判断できるかと。
ここまで色々やって、合う合わないを考えているのですから。
「はじめの違和感」はあとになってもなにかと引っかかるものです。
初日くらいです。新しいもの珍しさのテンションで使えるのは。
合わないものはきっと2日保ちません。

私は色々使った結果として、システム手帳沼にどっぷりハマり、オマケに「M5サイズで自作リフィル&一元化」という珍しいヘビーユーザーと相成りました。

このなっがーい記事の結論、まずは手帳に、書くことに慣れよう?
それから、システム手帳もやっすいものから色々試そうね?
はじめから突っ走ると痛い目あうよ?
(ソースは私!)です!

私は手帳を「自転車の補助輪」のようなものだと認識しています。
思考するのに手帳があれば、とりあえず立っていられる。まっすぐ進める。
スピードは出ませんが、コケはしません。

持っているだけでテンションが上がる、自分好みのカスタマイズをしたシステム手帳で、貴方の毎日が少しでもより楽しいものになりますように。

おわり。

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