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読書感想文 「52ヘルツのクジラたち」 後編
「行動は人生を変える」
おはようございます。ゼロです。
今回は読書感想文の続き。
52ヘルツのクジラたち 後編です。
■ 52ヘルツのクジラたち
前編は土曜日 最後にリンクあります。
その続きの話。今回は文字起こししていません。文章が先です。
52ヘルツのクジラ
今回は、音声文字起こししてません。
それでは、いってみよう
■ 後編
読むのにかかった時間。
3時間30分。2日間。
初日に1時間74ページまで読み
前編の感想を書きました。
2日目に2時間30分かけて読了。
映画館で動けなくなる意味がわかりました。
後半3章は、カラダの具合が悪くなりながら読みました。うち震える。その表現があっているのかな?
さて、感想です。
■ 読み終えての感想
クジラの鳴き声を聞き逃していないか?
自分は恵まれているし今のところ何不自由していない。では、美晴の立場になった場合、誰かのために全力で助けられるか?
ふと、天井を見上げて考えた。
本を閉じたとき号泣
映画を観る人も多いと思うので、ネタバレをさけて抽象化して書きます
■ 自分の記憶のバイアス
今回は、メモ書きしながら読みました。
そのため、勘違いやバイアスにひきずられても気づくことができた
![](https://assets.st-note.com/img/1711206587935-GavDzNzHIw.jpg?width=1200)
走り書き。色に意味はありません。
4色ペンで急いで出した色になるだけです。
海の見える田舎街。大分と書いてあるのだけど、それを見落として途中まで長崎県平戸をイメージしていた
海の見える田舎。父方の実家が長崎でその親戚が平戸にいた。家から海が見えた。そこの記憶にひきずられたのだろう。勝手にそう思った。一度しか行ったことがなく赤い光弾ジリオンをやってた頃なので37年前。完全な思い違いの可能性も高い
それか大分を読み落としているけど、無意識に九州を感じ父の実家を思い出したのかもしれない
改装して住める家。もう親戚がどこにいるか私は知らない。その人を知る人に話を聞くのも粋かもしれないね
■ クジラの泳ぐ速さ
物語は、現在の話と過去の回想が交錯しながら進んでいく。主人公視点、一人称は私の物語。自分しか知らない過去の話を親友に話す。親友から聞く。このやり取りで読者も過去のエピソードを知ることができる
このスピードがクジラの泳ぐ速度ぐらいに心地よい。物語は重苦しく最後は息もできなくなる話だが、スピードは心地よい
目まぐるしいレースのような速さや眠たくなるカメのような遅さはない。泳ぐような速度ですすんでいく。まるでアンさんの存在のようだ
文章の持つスピード感を気にしたのは今回がはじめて、今年読んだ物語は3冊、この本が一番遅い。いったい何の話かと思うが個人の感想なのでコレで良い
途中、とある人物が出てきてから状況が変わる。違う作品だったかな。と思うぐらい変わった
小説や物語で感じる爽快感はなくジワっと血が全身を巡るように文字列がカラダ中に染み込んでいった
救世主が現れて全員を助けてあげてください
そんなエンタメ展開はない。リアルに物語は進行して最後を迎える。隣で起きてる話じゃないのか?すぐ身近で鳴いてる52ヘルツのクジラの声を聞き逃してはいないか?
読み終わり号泣。ドラマの主人公のように天井を見上げてゆっくりと本を閉じる
そんな動作は日常ではしない。撮影されていないと絶対にしない動きだ
■ 52ヘルツのクジラ
届かない人の声が届く。ふと、思った。
52ヘルツの声を聞こえる人がいたのか?
52ヘルツじゃない声を出せたのか?
なぜ、そっちサイドだけでお前は見てる
誰かの声を52ヘルツにしてはいないか?
目の前にいる人を聞こえない存在にしていないか?嫌悪感を抱いた登場人物。あちら側になることはないのか?
そっちサイド=主人公視点
あっちサイド=あの人とかその人
こっちサイド=迷惑な村人
こっちサイドかもしれない
声を聞き逃すどころか
誰かの声を聞こえなくする存在
人はそれにもなれる
そして、それは自分では気づけない
主人公視点に立っている
恐ろしく片寄ったバイアス
なるほどね。私は誰だ??
ありがとうございました。
BTSのWhalien52 置いときます
小説、映画とは関係ありません。
テーマが同じ52ヘルツのクジラなだけです。
52ヘルツのクジラたち 文庫版です。
ぜひ、一度読んでみてください。Kindle読み放題ではありません。読み放題はコチら
![](https://assets.st-note.com/img/1711204755457-tEfpi0t4Sg.jpg?width=1200)
さて、読書感想文を書き続けていくと職人のようにうまくなれるのでしょうか?1年後、楽しみにしておきましょう。
今日もステキな一日になりますように
楽しんで行きましょう。
前編はこちら
ビジネス書と小説。
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