死にたい気持ちを忘れたくない
⚠︎少しですが、フラッシュバックの感覚を文字に起こしております。
わたしは複雑性PTSDという精神疾患をもっています。
このことを話すことをずっとずっと、避けてきました。仲の良い友達にも話したことはありません。
自己紹介で病気について少し話したけれど、内容については触れていませんでした。
さて、わたしは今、恋愛に悩めるくらいには元気に毎日を過ごせています。
だから大丈夫だと、わたしは自分に言い聞かせてこの文を打っています。わたしは、いろんな人にPTSDについて、そして生きていたくない気持ちについて知ってもらいたいのです。
言葉は、時に人の心を救ってくれるけれど、同時に人の心を壊すこともできるからね
その時の匂い、感情、声、色、感覚などが鮮明に思い出されてわたしは「死なないと逃れられない」と錯覚してしまいます。
涙が出ます。
ぽたり、の涙ではなく
ぼろぼろ、泣きます。
あの時に言われた言葉、やられたこと、頰が痛い
憎しみのこもった言葉がわたしを殺そうとしていて
周りには誰もいないはずなのに、あの時にいた人がわたしを囲って笑っているようです
髪を引っ張られました
引きずられて、怒鳴られました
わたしの「ごめんなさい」が消えていきました
周りの音を聞かないために、大きな声を自分でだして
聞かないように、自分を助けようとしました。
いま、思い出せるのはこのくらいです。
あまり深く思い出そうとすると涙が出て頭がぼーっとします
1週間ほど前に、1ヶ月以上ぶりにフラッシュバックして、すごく気分が落ち込みました。
だから、思い出したくない記憶であることは確かです。だけどわたしは同時にわすれたくないとも思ってしまいます。それは、今生きているからです。
わたしはこの経験を経て今生きているし、過去のことを無くしたくはありません。
それがたとえどんなに辛いことだったとしても
過去の一番酷かった鬱の記憶が全くないのがほんとうに惜しいと思っています。
死にたい、生きていたくない気持ちは健常者にはわかりません。
そして、もともと死にたかった人も、元気になるとその気持ちを忘れてしまうと思うんです。
それは一時期、私がそうだったからです。
それはとてもいいことで、思い出す必要なんてないと思うかもしれません。
それが正しいんでしょう。
でもわたしは、絶対にわすれたくないのです。
わたしは複雑性PTSDと同時に躁鬱(II型)という簡単にいうと気分に波がある病気をもっています。
(この病気についてはいままとめている下書きがあるので、後日投稿します。)
躁のときは、死にたい気持ちが無くなる場合が多くて、さらに死にたかった気持ちを思い出せなくなります。自分が最強と思えて、何事もうまく行くように思えます。
鬱の時は、逆にその最強な気持ちは消えるし、全てがうまくいかない、死にたいループにはいります。
わたしはどちらの気持ちを忘れたり思い出したりしているんですね。
だからこそ、どちらの気持ちも忘れたくないという考えがあるのです。
必死に生きてる自分が好きなだけ、自己愛に満ちてるだけかもしれないけど
わたしは高校三年生です。これからの人生がとても長いように感じます。
病気とうまく生きていくなんて無理なように思えます。いつ再発するかわからないからです。
怖いです。だからこそ生きていたくないと思ってしまう夜もあります。それでも生きます。生かされているだけでもいいから生きるんですよ。
すこしでもこのnoteを読んでPTSDについて、そして精神疾患について知ろうと思ってくださる方が増えれば嬉しく思います。
わたしは苦しむくらいなら、逃げたほうがいいと思っています
どうか逃げたその先が安全で幸せでありますように、どうか、逃げる場所を間違えないでほしいとおもいます。