287 『根拠を求める会社』と『YouTube運用』は相性が悪い
こんにちは!お元気ですか??
自由人Takです。
今回は、僕が日々考えていることや起きたことを日記にしていこうと思います。
今日のテーマは、
『根拠を求める会社』と『YouTube運用』は相性が悪い
です!
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最近よく思うのは、企業に対するYouTube運用の営業は結構難しいということ。
営業先にも色々な相手がいると思います。
BtoCの中小企業やスタートアップ、大企業、BtoBなど様々ですが、
僕が特に難しいなと思う相手は「石橋を叩いて渡ろう」とする会社です。
僕の前職でも起きていた現象ですし、先日訪問した先でも同じことが起きていましたが、
要は「これをしたら確実に利益が出る」ということを証明しないと事業を行わないという考えの会社がやはり多いだろうなということです。
その企業は、社長も含め概ね社員の方はYouTubeをやることに賛成という考えなのですが、
とはいえ経営者として、根拠を持って説明するように言われているようです。
根本的に、確実に利益が出ると断言できる事業はそうそうないかと思いますが、
YouTubeマーケティングに関していうと、それが上手くいくかどうかは正直やってみないとわかりません。
もちろん、一般的にこういう効果があるよ ということは言えます。
お店や社員のことを理解した状態で来店するので成約率が上がりやすいとか
人事採用後の求職者と現場のギャップが起きにくいとか、
一度動画を作れば、その過去動画からも視聴者が勝手に情報を入手してくれるので資産性が高いとか。
でも、そういう企業が求めている情報って「いつまでにどれくらいのお客さんが来店されるのか、採用の面接希望者が増えるのか」
「1年後には登録者が何人になって、売上が今の何倍になるのか」
といった、具体的な数字なのではないかなと思います。
それに対して、過去の実績から計算をして「こうです」と言うことは出来ますが、
それがイコール、御社でも適用できる効果なのかは正直なところわからないと思います。
少なくとも僕はそう聞かれた時に、一例としてそういう他の企業の情報は見せますが、
御社でもこうなる とは口が裂けても言えません。
YouTubeはトレンドが早すぎるため、去年流行っていたものが今年にはもう見られないということがザラに起きています。
おそらく、YouTubeの基本的なお客さんは視聴者であり、
これだけ世の中に色々なレストランやレジャー場所、便利グッズや流行が出てきている現代で、
お客さんである視聴者の目移りも早く、
それがそのまま、YouTubeで見られやすい動画にも影響が出ているのかなという考えです。
そうなると石橋を叩いて進めていくようなスタイルではとても間に合わないのが現状であって、
だからこそ、そういう企業は中々YouTubeを始められないのかなと感じました。
始めよう → 本当に効果があるのか検証 → 検証結果が出た・・・ただし、その時にはその検証結果は過去のものになっている。
だから始めても意味がない という結論に至る。
だからこそ、こういう企業への説明は本当に時間がかかるし、骨が折れるのかなと思います。
YouTube運用どうこうよりも、そもそも今の世の中のスピード感からの説明がいるのかなと今は思っています。
ま、とはいえ、企業側がそうなる気持ちもわかりますけどね。
僕もそっち側にいたので。笑
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