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読書の時間 「続・下流老人」読んでみました

前著の「下流老人」に続き
「続・下流老人」を読んでみた

読み終わってみて、
考えさせられることが多い


下流老人の定義

「下流老人」とは、年金や貯蓄が少ないうえに、病気や事故、熟年離婚など、やむを得ぬ事情により貧困生活を強いられている高齢者のこと
これから私たちが迎えるのは

死ぬまで働き続けなければ生きられない社会
かもしれない


ゾッとした
これが、私たちの進む将来なのか

頭の中にはあったが、文字でみると
身に迫るものがある

生活保護より少ない収入で暮らす高齢者
月額6〜7万円の受給が最も多く
高齢者の6〜7割が10万円未満の年金しか
受給できていない
貯蓄がなければ、働いて現金を得なければ
普通に暮らせない


それが今の日本社会

高齢者の未来には希望がないのか
私たちも、いずれそうなるのか


生きるために、働く老後


下流老人になるまでの数人の事例は
切なくなり
いきどおりを感じた


仕事柄、高齢の方と接する機会は多い
関わらせていただく方と
重なる部分も多くある


私たちは、社会がどうなれば住みやすく
なるのか、これからも理想を語れるだろうか。
子どもたちや孫たちにどのような社会を
託すのか、彼らの前で語ることができる
だろうか。
私は少なくとも、生活に必要な住宅や
教育、医療や介護などの負担を相互に
分かち合い、これ以上自己責任によらずとも
生活しやすい社会に近づけたい。
もう、こんなに多くの国民が不安の中で暮らす社会とは決別したい。
そして人々が不安に駆り立てられ、疲弊することなく、尊厳ある社会を全うできる社会にしたい。そのために行動する。何度でも繰り返し、
声をあげ続ける。


この考えに賛同する


自分には何ができるだろう

このように文章で発信すること


看護師の立場から、目の前の高齢の方へ
必要なサービスにつなげられる
関わりができるのではないか


"行動する。何度でも繰り返し、声をあげ続ける"  とあったが、

私の行動は小さいかもしれないけれど
意識の中に持ち、行動し続ける

高齢の方も、子どもや孫たちの未来
暮らしやすい社会をつくるために



お読みいただき、ありがとうございます

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