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弱ヴィーガンとして環境に貢献する【出来ることからコツコツと】


ヴィーガンという言葉を聞いたことがあるだろうか?

ヴィーガン(vegan)とは、「完全菜食主義者」を意味する。



ベジタリアンはお肉やお魚を食べないのに加えて、

ヴィーガンは卵、乳製品、はちみつ、ゼラチンなど、動物性食品を一切口にしない。



ベジタリアンやヴィーガンになる方の理由は、アレルギーや宗教を除けば、主に二つ。

①動物が食事の目的で殺されたり、無駄な搾取をされるのが可哀そうだと思うから(動物愛護の目的)

②畜産の動物を育てたり、漁業を行うには、大量の温室効果ガスが排出されるから(環境保護の目的)


どちらかというと、私は②環境保護に共感する。


もちろん、無益に傷つけること(動物実験や革製品、フォアグラやファーなどの嗜好品)は避けたいが、

人間は雑食の生き物で、動物を殺して食べることは仕方のないことだと思うためだ。



一方で、畜産には大量の温室効果ガスが排出される。

畜産のサプライチェーンから排出されている温室効果ガスはCO2換算で7.1ギガトン(71億トン)であり、世界の温室効果ガス排出量の14.5%に相当する。

特に多く排出するのが牛で、畜産業のうち65%を占める。



タンパク質や脂質は、お肉からしか取れないわけではない。
私たちは、豆類のタンパク質を、動物を介して食べているだけなのだから。



だが、私が完全なヴィーガンを実行することは難しい。

なぜなら、
・現在私は、自分の食事を自分で作る立場にいないため
・完全ヴィーガン食に移行する金銭的余裕がないため


多くの方が、ヴィーガンというものを知っていながら実行できないのは
似たような理由からだろう。


では、完全なヴィーガン食ができないからといって
「じゃあどうでもいいや」と、行動を起こさなくても良いのだろうか?


自分の範囲内でできることがあるのではないか?


私の場合、他人が作ってくれたものの場合は、お肉や魚が含まれていても、
ありがたくいただく。

ただし、レストランなどで自分でメニューを選べる場合は、
牛肉より鶏肉、鶏肉より魚、魚より野菜を選ぶ。

また、自分で食材を選んで食べる場合も、
肉より魚、またはタンパク質の多く含まれる野菜や大豆を選ぶ。



「完璧主義」に囚われて、
「100点満点のヴィーガン生活は難しいから、、」と感じて、行動を起こせない。

それはもったいない。


1人が100点をとるよりも、
100人が5点ずつUPする。

つまり、みんながちょっとずつ食事を改善する方が効果は大きい。


環境保護や動物愛護に共感できる方、
少しだけでいいから、行動を変えてみませんか?



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