限定品は買わない
「限定品」というモノがある。
「季節限定」「今季限定」「今だけ!」など、
その言葉は私たちを巧みに購入に誘う。
食品などで「限定」と言われると、なんとなくプレミアムな気がして買ってしまう。
カバンや服などで「限定」と言われると、普通の商品と差別化されていたり、「もう買えないのではないか」と思って買ってしまう。
ですが、少し考えてみよう。
本当に美味しい、万人受けする食品なら、どうして限定にするだろうか?
ベーシックで使いやすいカバンが、限定にされることなどあり得るだろうか?
「限定」にされるモノには、それなりの理由がある。
『日本人は、特に「限定」という言葉に弱い』と聞いたことがある。
「これを逃したらもう買えないのではないか」という考えが強いからだろう。
だが、限定品で出ているものがよく売れた場合は、
企業がそのビジネスチャンスを逃すはずがない。
限定品として再版されるか、定番品として定着するだろう。
つまり、定番品にならない限定品は、「その程度」ということ。
さらに、限定品にはデメリットがある。
例えばカバンなどで、奇抜な色や奇抜な形状に惹かれて買った場合。
奇抜な色であれば、「どこに持っていけばいいんだ、、」と
行く場所を選ぶ。
奇抜な形状は、使うのに工夫が必要で、ストレスが溜まる。
また買い替えの際には、もうその商品は無いから
また「いいモノはないかな?」と探さなければならない。
時間も労力も奪われる。
「カバンの場合は分かったけど、お菓子とか食品ならいいんじゃないの?」と思われるかもしれないが、
「限定品は買わない」と決めているだけで、無駄な出費を抑えることができる。
また、レストランなどでも「クリスマス限定」のメニューがあるが
本当に美味しいメニューなら、限定にする必要がない。
クリスマス限定と謳って、価格に見合わない料理を提供する
という話を聞いたこともある。
もう一度言おう。
限定には限定になるだけの理由がある。
「限定品は買わない」と心に決めてしまえば、
時間も、お金も、労力も、節約できるだろう。
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