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『理想の生活から逆算する。』~ミニマリストしぶ著「手放す練習」を読んで~

先日、ミニマリストしぶ氏の著作「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」を読み返した。

制作に2年以上かけたこともあって、何度読み返しても学びのある本となっている。

私が注目したのは「理想の生活から逆算する」という言葉。

今の部屋から何を減らすかではなく、理想の生活のために何を残すか、という考え方である。

例えば「掃除の時間を減らしたい」とすると、ロボット掃除機の導入を検討する。

ロボット掃除機を使用するには、床面積が広くないといけない。

床面積を広くするために、他のモノを減らす、という構図だ。


しぶ氏は

いつでも引っ越しできる身軽な生活。
そのために「折りたたんでコンパクトに圧縮できる家具」を中心にインテリアを構成する。
大好きなアニメを「大画面で鑑賞」できる生活。
そのために、天井埋め込み型のプロジェクターを設置し、70インチで投影できるように、壁にモノを置かない。
趣味の時間を確保するために、家事に時間をかけない生活。
そのために、お掃除ロボットが動けるよう床からモノを減らし、ドラム式洗濯乾燥機のような便利家電の所有は躊躇しない。

を「理想の生活」として挙げている。

もちろんこれは人によって様々。


では、私の理想の生活はどんなだろうか?

広々と作業したり、穏やかな時間を楽しむ生活。

そのために「必要十分」よりも少し大きめな机や、お気に入りの椅子を持つ。

②ハウスダストや乾燥、寒暖など、空気の異変によってイライラしない清潔な生活。

そのためにロボット掃除機が動けるよう床からモノを減らし、空気清浄加湿器を導入する。

また、エアコンを付けっぱなしでも電気代が安く済むよう、狭い部屋に住む。

③散歩やキャンプなど、積極的に「出かけたい」と思う生活。

そのため、趣味の時間を確保する便利家電の所有はもちろん、

外でも静かに過ごすためのノイズキャンセリングイヤホンと、お気に入りかつ少数精鋭の服や靴を持つ。

理想の生活を設定すると、逆に持つべきでないものが見えてくる。

例えば、出かけるとき心配にならないよう、家には金品など高価なものを置かない。

ホコリが発生しやすいラグなど布製品は最小限に。


「理想の生活を設定する」という方法ならびに、

ミニマリストしぶ著「手放す練習」を読むことをオススメする。

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