今使っているものが無くなるまでは買わない
昨日、『限定品は買わない』という記事を挙げた。
今日も同じ「~は買わない」系統だ。
我々の持っているものは、大きく「長く使う消費物」と「短く使う消費物」に分けられる。
長く使う消費物とは、普通に使っていれば減ったりしないもの。
カバンや服などがある。
一方で、短く使う消費物とは、使うたびに減っていくもの。
トイレットペーパーや調味料があるだろう。
また、私の趣味の中では香水や万年筆のインク、お香もここに入る。
今回は、この「短く使う消費物」のなかでも趣味的なものに絞って話す。
香水などの消費物に興味を持ち、調べていると、段々と欲しくなってくる。
「まあ一つくらいストックがあってもいいか」と購入すると、
『ストックがある状態』が当たり前になる。
しばらくして使い切り、新しいのを開封したとき、またストックはなくなる。
そしてまた「ストック探しの旅」が始まるのだ。
「別に趣味だからいいじゃないか」と思われるかもしれないが、
「趣味だからこそ」なのだ。
ストックを購入してから、今のものを使い切り、ストックを開封するまでにはタイムラグがある。
その間に、好みというのが変わってしまう可能性があるのだ。
私はこんな経験がある。
ある冬、万年筆インクのストックが欲しくなった私は、
文具店でセピア色(明るい茶色)のインクを購入した。
その日、冬の気分的にはぴったりだったからだ。
だが、実際にそのインクを開封できたのは、夏だった。
夏にはセピア色のインクは重苦しく、その時の気分には合わなくなっていた。
ストックなど買わなくても、お店にはいつでも置いている。
お店の在庫が切れたとしても、オンラインで買えばいい。
だから、今使っているものがあるならば、「次」など買わなくても良いのだ。
まず、今使っているものを大切に使い、しっかり使い切る。
そしてなくなってから、その時の気分に合ったものを購入する。
そうすれば購入してすぐに使えて、先ほどのような「ラグ」が生まれるはずがない。
昨日の『限定品は買わない』という考え方と組み合わせれば、
モノを急いで買う必要などなくなるのだ。
ぜひ、今使っているものを大切に使い、しっかり使い切ってほしい。
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はじめに、『「長く使う消費物」と「短く使う消費物」』という話をした。
この記事のように、私は「短く使う消費物」に関する買い物の悩みはかなり解消出来た。
だが一方で、「長く使う消費物」かつ、趣味的なものはどうすればよいのだろうか。
例えば、今使っているカバンはあるが、新しいカバンが欲しくなった時。
今の鞄が壊れるのを待つには、あと数年かかる。
だが、新しいのを次々に買うのは気が引ける。
正しい「買い替え時」というのはいつなのだろうか?
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