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看護師的「いやな仕事はしない」で働く方法。

私はちょっと変わった働き方をしている看護師です。
いくつもの現場をかけもちで働いています。
ダブルワークとはよく聞く言葉ですが、
私は月に4~5か所の仕事を兼務しています。
なので、便宜上フリーランスの看護師と名乗っています。

やりたくないことを見つける

やりたくない仕事を手放していったら、
こんな働き方になっていました。

✔休みがとりづらい
✔朝早く出勤して情報収集しなくちゃいけない
✔昼休憩がゆっくりとれない
✔お局がいる
✔リーダー業務や委員会とか事例研究とかをやらされる
✔患者がよく死ぬ
✔責任が重い

言い出したらキリがないくらいいろいろありますが、
自分が何がいやかというのを細かく分解して分析していきました。

急に全部の願いが叶う仕事がみつかったわけではありませんでしたが、
少しずつこっちの方がマシかな?
と思うところに移りながら選んでいきました。

***
そして、これは自分で分かっていたことですが、
私は飽きっぽい性格なのです。
ですので、毎日同じ職場、同じ仕事、同じスタッフだと、
どんなにそれがよい職場だったとしても、
いやになってしまうな、ということも経験的に知っていました。

それで、いくつもの現場の仕事を掛け持ちして、
1つの職場には週に1~2回しか行かない、
そんな感じで調整するようにしたら、
とても気がらくになりました。

***
最近きづいたのですが、
「前の日に気合を入れ始めないといけない仕事」
というのは、知らず知らずのうちに、
自分でもとてもストレスがかかっている仕事だということがわかりました。
たとえ時給が少し高めであっても、
その仕事に入る前に何日も前から気が重くなったり、
その仕事が終わった後はぐったりしていて、
ほかのことが手につかなかったりしていたら、
それはずいぶん時間をロスしていることになります。
気持ちの上がり下がりがなく、落ち着いてできる仕事を
できる限り選んでいきたいと考えています。

この考え方は、

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この2冊の本から学んだ考え方でもあります。

***
とくに榊原さんの本からは
定年までの期間、
「イヤじゃない仕事について投資資金を稼ぐ」
というかなり具体的なアドバイスがあり、
とても参考にしています。

看護師の仕事として、
一応この仕事ならあと10年は続けてもいいかな?
定年までも続けられそう、
そう思える仕事へとシフトしてきました。

ただ、今もどん欲に「もっといい職場はないかな?」
と探して続けており、
情報収集は続けています。

***
私の強みは、
✔常に複数の現場で働いているのでいやならすぐにやめられる
✔いろんな現場をみているので、常に比較することができ、
新しい情報を得ることができる
→たとえば、そこの現場のやり方や判断がおかしいな??
と感じたとき、他の現場と比較することができ、
「こんなやり方をしているのはここだけです」
ときっぱり伝えることができるし、看護師として正しい判断を
自身をもって言うことができる。

週に1~2回しかいない現場ですから、
一つのところでずっといるスタッフの人よりは粗削りのところがあります。
でも、私は「より深く専門的に」というよりも、
より幅広い知識と視点」の方が、
これからの時代の働き方として合っているのではないかなと思っています。

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「超専門化」が成功しやすい分野は、実は非常に限定されている。世の中の大半の領域は、状況が刻一刻と変わり予測不能な出来事が起きる「不親切な学習環境」にある。そこでは、「超専門化」した人よりも、多くの分野に精通し知識と経験の「幅<レンジ>」のある人のほうが成功しやすい

RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる

ですので、〇〇専門看護師のような専門性はないのですが、
いろんな現場を行き来している、ということを自分の特性として、
これからのキャリア形成に生かしていきたいと思います。

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