発信業をいったんストップして物を捨てたら思わぬ方向から変化が訪れた話。
今、いろんなことを見直してみている。
秋はそれにふさわしい季節でもあると思う。
ただ、私が今やっている見直しはもっと大掛かりなこと。
1年先、3年先、5年先、10年先、
今後どのような働き方をしていきたいのか、どんな暮らしをしていきたいのか、どんな人生でありたいのか。
そういったことを、一度立ち止まって考えてみようと思い、
今やっている発信業や執筆活動を大幅にセーブしている。
考えるだけではだめで、生活と仕事と持ち物と、
あらゆることを見直してみている。
それはなにおれさんのこの本を読み、人生を自分の望む方向に進むには、
段階的に整えていくことが大事ということが分かったからだ。
まずはその戦略の全体像を知り、次に物を捨て、自分にとって大切な物やことは何かを把握する。それから少ないお金で生活できるよう金銭感覚を身に着けたり、生活を整えたり。その土台作りができて初めてその先の、サラリー収入に頼らない自分らしい発信活動で自分で稼げるようにしていく。
こういった順番でやっていかないとどこかに無理が出て、途中で挫折してしまう。まさにその通り。
私もそこでなんどもつまづいてる。
だから、いま徹底的になにおれさんの本を参考に、一からやり直しているところなのだ。
第一巻を読み、その戦略と全体像は把握できたから、今は物の見直しをしている。
今までも何度も物の見直しをしてきて、自称ミニマリストを名乗っていたときもあるほど私は物を捨てることには躊躇ない。
でも、それでもまだまだ家はすっきりしないし、探し物も多い。
ここでも、なにおれさんのアドバイスが役にたっている。
自分ですべての物を把握できるまで物を捨てる
物を捨てるのは、それ自体が目的ではなくて、自分を知り、自分にとって大切なことを知り、人生を理想の方向に進むためだ。
ミニマリストになることが目的ではない。
そこで大切になってくるのが、
◎自分にとって必要な物
◎自分にとって大切な物
このどちらかに当てはまるものだけを残すこと。
そして、どこまでやればゴールと言えるかと言うと、
「自分ですべての持ち物を把握できるまで」
だと、なにおれさんは言う。
私にはこの考え方がとても分かりやすくて参考になっている。
この基準があれば、捨てすぎて困ることも迷うこともない。
例えば、靴。
✔自分で持っている靴をすべて頭の中でも思い浮かべることができ
✔何のために持っているかを即答することができる
そんな基準で整理した。
玄関の棚、クローゼット、台所、自分の書類、書籍。
自分の判断だけで捨てられるものはほぼ完了した。
ただ、我が家は夫や子供たちの物も多い。
というか、物置を眺めたとき、ほとんどすべてが夫の持ち物だった。
でも、それは今の段階では手を付けない。
それをやり始めるとケンカになるからだ。
その代わり、物置を利用したりして、捨てずにコンパクトに片づけていくことをやり始めた。
私の戦略としては、まずは
自分の物
⇒小学生の娘の物
⇒高校生の息子たちの物
⇒最後に夫の物
こうやって、あつれきを生まない順に少しずつ片づけを行って、
決して捨ててよね!と押し付けたりせず、
自然と「じゃあ俺も捨てようかな」と思えるのを待つ。
とりあえず、今の家には、大きな屋根裏の物置があるので、
そこに夫の使っていないもの、子どもたちの思い出の品など、
捨てたら「人でなし」と言われかねないものを押し込んでおく。
それで、普段生活するリビングや寝室などはすっきり片づける。
ミニマリストの人は独身の人や離婚している人などがわりと目につくが、
こういった折り合いがうまくつかずに、
自分のライフスタイルに合わないと我慢ならないことがあるからなのではないかと思ったりする。
そして、物を捨てる段階で今回もう一つ決めたことは、
メルカリに出さないということ。
それをやると物を捨てることに勢いがつかないので、
一部高値の取引が見込まれるものや書籍など簡単に出品がやり取りできるものを除いてすべて捨てること。
今回は物を捨てることを最優先に取り組んでいる。
それだけ本気なのだ。
物を捨てて訪れた変化
物を捨てるとそこには空間ができる。
今まで、大掛かりに物をすて始めると、新しい変化が起こっていた。
今回は、まったく予期しない方向からそれはやってきた。
我が家に、子猫がやってきたのだ。
まったく思いもよらないことだったけれど、
偶然知り合いの人が保護猫のボランティアをやっていて、
その保護猫が子猫を生んだので飼わないかという話があったのだ。
さっそく、休みの日に夫と娘と3人で見に行き、
何の準備も整っていなかったけれど、
そのままもらってくることになった。
子猫との生活が始まり、2週間ほどになる。
子猫が来たことで、娘がおもちゃ置き場にしていた場所のおもちゃも、
8割がた新たに捨てた。
猫ちゃんのためなら、と娘も躊躇なかった。
里親さんに猫の成長を見てほしくて、
動画も撮り始め、youtubeにあげるようになった。
まったく予期していなかったが、動画クリエーターになった。
犬は人につき、猫は家につく。
子猫との暮らしが始まったが、我が家は人が多いので、
猫中心ではないところが私は気に入っている。
猫も含めて、それぞれいろんな関係性が新たにでき始めているところがいい。
そして、私に至っては、猫があちこち動き回るので、
今まで見過ごしてきた部分の掃除をするようになったこと。
猫は家につくため、猫と一緒に家を回り、
掃除をして、家を整え始めている。
子猫と人と暮らし。
我が家に子猫が来たことで、
より一層、「暮らしに焦点をあてて」生活したい、
と思うようになった。
物の見直しは、そう簡単には終わらないけれど、
「自分ですべての持ち物を把握できている」
という状態を目指して、物の整理をしていこうと思う。
それが済んだら、こんどは第三巻を読みながら、
次のステージに進んでいくつもりである。
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