TRILL毎日漫画賞受賞作と裏ばなし
こんにちは、峯鳥子です。
国内No.1のライフスタイルプラットフォーム
『TRILL』(トリル）さんでスタートした
漫画紹介専門のスピンオフ企画の
TRILLマンガ。
その運営さんから
TRILL毎日漫画賞に応募してみませんか？と
お声がけいただいたのが
5月の中頃でしたでしょうか。
これまでSNSで発表した漫画の中から
運営の方がぜひ読者に届けたい
と思う作品を選出し
賞を授与、記事化してくださるとのこと。
さらに毎日漫画賞という名前の通り
365回受賞チャンスがあるということで、
ありがたく応募させていただきました。
選考の結果、
３作品に賞を授与していただけることに
なりました。
ありがとうございます！！！
受賞作３作品を
noteでもぜひご紹介させてください。
(クリックすると漫画を
読むことが出来ます)
受賞作①夫婦のサンマ記念日
創作秘話。
この漫画のオチで取り入れたのは
短歌の本歌取りという技法です。
本歌取りとは？
和歌や連歌で、よく知られている古歌（本歌）の言葉や趣向をかりて新しい歌をつくること。
皆さんも俵万智さんのサラダ記念日の短歌は
一度は目にしたことがあるのでは
ないでしょうか。
「この味がいいね」と君が言ったから7月6日はサラダ記念日
この漫画のオチである
「それいいね」と夫が言ったから
本日はサンマ記念日」
という短歌は
俵万智さんのサラダ記念日の
本歌取りをさせていただく形をとりました。
俵万智さんの本歌が
作品にやわらかな雰囲気を与えてくれたのが
人生初の万バズ漫画となった
理由かもしれません。
受賞作②コインパーキングに閉じ込められて危機一髪
こちらもX発表時に
沢山の反応をいただけた漫画でした。
リプライから見えてきたのは
・同じ経験をしたことある方多数
・こういう時のために車に小銭を常備している
・小銭を常備している方は、
車上荒らしにも気をつけて！
・新５００円玉も使えないことがあるよ
・出庫できなくなった時、インターホンを
押してバーを開けてもらった
・後続車の方に両替してもらった(やさしい世界）
という、皆さんにとっても
コインパーキングで出庫できないということは
けっこう身近な話題だったのか！
という事実でした。
ちなみに、この漫画はまいどなニュースさんも
記事化してくれています。
「駐車場のお悩みぜんぶに応えます」という
駐車場システムと精算機の大手
「アマノ株式会社」の
パーキング事業本部の担当者の方も
記事の中で詳しく解説してくれているのですが、
「2023年10月に弊社で新規で出荷した精算機のうち、現金のみの機械は約75％でした。もちろん業界全体の割合とは言えませんが、つまりまだまだ現金のみの機械の方が多いと思われます」
現金のみの精算機が７５％というのは
なかなかの数字ですよね。
いざという時の千円札、大事です。
さらに、２０２４年７月３日より新札が
発行予定ですが、
新紙幣への対応も山場を迎えていますが、コインパーキングは“全国の半数”ほどが間に合わず、飲料などの自販機でも“使えないケース”が出る可能性があるということです。
コインパーキングでは
新札が使えないかもしれないという心配も！
ますます千円札(旧札）を常備しておくことは
大事なことだと思うのでした。
受賞作③コロナ世代のマスク事情
長女の発した
水色マスクの浜田という二つ名が
コロナ世代特有の表現で心に刺さったので
漫画にしてみました。
次女の小学校では
教室内では半数以上が
マスクを外しているというのに、
長女の中学校ではほぼ全員が
教室でマスクをしているという事実に
(2024年４月時点では）、
顔をあまり見られたくないという
思春期の事情にマスクが便利な隠れ蓑として
マッチしてしいるのかな…と推察してみたり。
コロナ世代が、マスクをはずして
気持ちよく空気を吸える日は
はたしてくるのかな…？と
親として少し心配になってしまいましたが、
それをそのまま漫画に描くと
重くなりすぎるので
長女の顔の表情など
描き方には気をつけました。
コロナ世代のマスクありきの
学園生活を、少しだけ社会風刺の視点で
描いた漫画です。
受賞作３作と裏ばなし、
最後まで読んでいただき
ありがとうございました^^
過去に描いた漫画に
再びスポットライトを当ててくださり、
賞を授与してくださったTRILLマンガさんに
この場を借りて改めて感謝申し上げます。
漫画を細々と続けていると
こんな嬉しいこともあったりするのですね^^
今回の受賞は
これからも創作を続ける励みになりました。
noteでは食×家族のエッセイ漫画
「私の思い入れグルメ」を
気ままに更新しています。
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