【読書感想】日本思想史マトリックス
読んだきっかけ
2024年10月27日、衆議院選挙がありましたね。
あまりないイベントだけに、政治について一時的によく考えました。
そこから、ふと親世代や祖父母世代はどんな社会の中で生きてきたのか気になったんです。
なので、日本人の考え方について知りたくなり、この本を手に取りました。
ゴール
祖父母世代の昭和中期から、令和までの日本人の考え方を学ぶ
スタート
祖父母世代の昭和中期から、令和までの日本人の考え方を知らない
感想
①戦後教育について知りたくなった
“日本思想史"という本のタイトルであるものの、後書きにて著者が書いている通り、この本は前作「政治思想マトリックス」の続編の内容でした。
日本人の思想の移り変わりが知れると期待して本を手に取った分、少し残念な気持ちです。
なので、日本人の思想の移り変わりについて、改めて自分なりに調べてみたいと思いました。
②日本国民のための政治をしてくれ
太平洋戦争後の日本政治は、自民党がアメリカと中国のどちらと仲良くするかで動いていくように、本を読んで感じました。
しかも、党内で意見が分かれ、党内としてもアメリカと中国のどちらに喜ばれる政策をするかという動きをしているように、本を読んで見えます。
確かに、デカい国相手に戦争を仕掛けて、ボロ負けした過去があるからこそ、大国に強くでられないのは想像できます。
だとしても、自分達の権力と金のためではなく、日本国民のための政治をしてほしいと思いました。
③日本の危機の歴史から、将来を予測したい
本いわく、日本は4度の試練を経験しているとのこと(唐帝国・モンゴル帝国・列強国・アメリカの襲来)。
ただし、唐帝国とモンゴル帝国の歴史については、学校で習った内容を全く思い出せません。
なので、その2つの歴史を学ぶことで、脅威にひるまない交渉術・政治方法を知りたいと思いました。