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読んだ本の紹介

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読書をして、タメになった!と感じた本を紹介します。 1.本の要約 2.気付いたこと・疑問に感じたこと を交えていますので、ぜひご覧ください。
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記事一覧

【読書感想】日本思想史マトリックス

読んだきっかけ 2024年10月27日、衆議院選挙がありましたね。 あまりないイベントだけに、政治について一時的によく考えました。 そこから、ふと親世代や祖父母世代はどんな社会の中で生きてきたのか気になったんです。 なので、日本人の考え方について知りたくなり、この本を手に取りました。 ゴール 祖父母世代の昭和中期から、令和までの日本人の考え方を学ぶ スタート 祖父母世代の昭和中期から、令和までの日本人の考え方を知らない 感想 ①戦後教育について知りたくなっ

【金利=利子と言い換えてみる。(そうすると)立場によって良い金利と悪い金利があることが分かる】 お金を貸す側は、金利が低いと利益になりにくいから、良い面だけ見せて高い金利で話を通そうとするかもしれません。 〇〇ローンを組むときは、特に注意ですね。

【「そんな変なことをしなくていいのに」と誰でも不快な気持ちになることは、誰でもあるでしょう。その場合、その相手の行動の背景、つまりストーリーを知ると気持ちが楽になることがあります。】 ”目の前の相手のふるまい方には理由がある”と思えれば、納得や諦めがつくんだと分かりました。

【(女性からの)提案を受けた男がすることは、「弱点をつく」か「全否定」の2種類だと思っておいたほうがいい】 我ながら、あるあると思いました(泣) 例えば、彼女に「ここ行ってみたい!」と提案された後、「いつ行く?」みたいな。「イイネ!」「良い思い出が作れそう!」が良いのでしょう😊

【「何も分からない」ということが、一番の不安なのです】 本を読んで、「自分の親はどんな最後を迎えたいのか?」を事前に聞いておこうと思いました。 「こうしてほしいだろう」と想像で進めると、遺族は納得しずらい。 だから、親と話して内容を紙で保管し、来るべき時に備えようと思いました。

【読書会の5つのルール】 1.相手の話を最後まで聞く 2.話を途中でさえぎらない 3.意見を言うときは、理由とセットで 4.意見を言うときは、相手の時間を奪わない 5.質問は、場にいる人が分かるような内容にする →読書会を開く際に必要なルールが、具体的にイメージできました!

【人が人に興味を持つときは、相手を理解した時です】 →本曰く、話している相手の感情が分かると、相手の理解につながるとのこと。自分が体験したことにどう感じたのかを相手に伝え、自分が話を聞く立場なら、相手の感情を理解しようと努めれば、雑談が自然と広がっていきそうですね。

【将来への投資は、現在に余力があって初めて可能になる。現在に汲々として、教室にも来られない困難を抱えた子どもたちが、勉強するためには、その条件を整える必要がある。】 →僕が不登校から脱出したきっかけは、居場所と悩みを相談できる人ができたことでした。当たり前のことではないのです。

【「このプレゼンは聞き手に価値を提供できているだろうか?」と不安になったら、「このプレゼンを聞いていただくことで、あなたは〇〇できるようになります」という一文を、書き出してみてください】 →相手が「知りたい!」とワクワクする一言があると、コンテンツの質があがるんですね

【本の紹介】私たちはアジアの一国を、どれだけ知っているのか

僕は以前、このような記事を書きました。 「いま、君たちに一番伝えたいこと(池上彰:著)」では、カンボジアのポルポト政権について、触れられていました。 独裁者だって人に育てられるし、独裁政治の始まりは人々からの支持が集まったからであると僕は考えています。 カンボジアはアジアの一つの国であるにもかかわらず、僕たちはカンボジアについて知る機会がありません。 僕は池上彰さんの本を読んで、最近までカンボジア国内で残酷な内戦が起きているとは知りませんでした。 なので、この記事で

読んで気付いた2つのこと ①自分の親を俯瞰して見れる →「自分の親はおかしいんだ」と気付くことができる ②認知のゆがみが発生 →例えば、周りから見たら満足できる生活をしていても、本人が裕福な他人の生活を目にして、親ガチャに失敗したと思ってしまう可能性がある

【本の紹介】プロの記者が語る、教訓と学び

本を読むゴール 池上彰さんが伝えたいことを読み解く 本を読むスタート 何を伝えたいかわからない ▼今回読んだ本▼ 気付いたこと初心忘れるべからず 記者を志す人は、「人々に社会で起こるリアルを届けたい」など、良い目標を持って記者になっていくそうです。 しかし、年数がたつ中で、書いた記事への攻撃を避けようとしたり、利害関係を崩さないよう配慮していくことで、記者になったきっかけの志とは離れていく人がいる。 確かに、人を傷つける行為はいけません。 しかし、自分の志に反する

【本の紹介】強運の哲学者は、王と議会の対立から何を考えたのか?

本を読むゴール ホッブズとは何者なのか?を知る 本を読む前のスタート ホッブズが何者かわからない ▼今回読んだ本はこちら▼ 気づいたこと強運の男ポップス ホッブズのお父さんは下級牧師さんでしたが、仕事を辞めてイギリスの町のどこかで静かに死んでしまったとのこと。 チビッ子ホッブズにとってのいきなりの逆境ですね。 しかし、伯父にひろわれて、勉強を頑張り続けた結果、塾に通い学校へ入学させてもらう機会に恵まれました。 しかも、就活では貴族の家の子の家庭教師になるチケットが

【図解】人は元々、悪?善?

最近「荀子」の本を読んで勉強しています! 荀子は性悪説を唱えた人物ですが、反対の性善説を孟子という人が唱えています。 解釈が違うかもしれませんが、僕なりに性悪説と性善説を理解して図解にしたのが、ヘッダー画像です。 【性悪説】 学んで分かったのは、性悪説は人=みんな悪人 とみなしていないということ。 人は欲望のまま生きていくことで、争いごとや対立が生まれ、世が乱れる。 でも、礼儀を身につけ勉強をしていけば、正しい道を歩むことができるんだよ~。 みたいなことを伝え