【図解】人は元々、悪?善?
最近「荀子」の本を読んで勉強しています!
荀子は性悪説を唱えた人物ですが、反対の性善説を孟子という人が唱えています。
解釈が違うかもしれませんが、僕なりに性悪説と性善説を理解して図解にしたのが、ヘッダー画像です。
【性悪説】
学んで分かったのは、性悪説は人=みんな悪人
とみなしていないということ。
人は欲望のまま生きていくことで、争いごとや対立が生まれ、世が乱れる。
でも、礼儀を身につけ勉強をしていけば、正しい道を歩むことができるんだよ~。
みたいなことを伝えているのが荀子であり、性悪説です。
【性善説】
反対に、人には「仁義礼智」という力があって、その力を思い出すように伸ばしていくことが、人間力を高めることにつながるんだよ~。
っていってるのが孟子であり、性善説です。
人って、ダメなことでもしてしまうし、生きてきた環境が悪ければ、影響されますよね。
確かに人の本性の善を信じる孟子は素晴らしいです。
でも、「人は育ちによって悪になるから、正しき道を歩めるよう努めようね」のほうが、現実的に感じるのは僕だけでしょうか。
他にも荀子には、
「(染料の)青色は藍からできるけど、藍より青いよね。氷は水からできるのに、水よりも冷たいし、剣は研げば鋭くなる。」
※自分を磨き続けよということ
のような、シンプルなのに真理に気付ける言葉が荀子から学べるので、これからも荀子を読み進めていこうと思います。