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買おうかどうしようか迷うとき
映画「えんとつ町のプペル」を楽しみにしていて、脚本とチケットのセットを、買おうかとても迷っていた。
映画は見るからチケットは買うつもりやけど、脚本は後に残る物やから、なんとなく買うのをためらった。
物が増えるのは、部屋が重たくなるからイヤだしなぁって思って、でも、映画みたら脚本も欲しくなるかもしれないしー。その時にはもう脚本売ってないかもしれないしー。って思って、なかなか決められなかった。
それで、「一番損するほうを選ぼう!」って思った。
脚本は、今買わないとなくなるかもしれないし、その時きっと後悔するだろうから、「買わない」っていうのが一番損するような気がする。
だから買わないでおこうって思った。
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買うべきかどうか迷うときって、だいたい損得で考えてるときだと思う。
(シンプルにお金がないときもあるけど)
ほんとに欲しいときって、損得関係なく、むしろ「損してもいいから欲しい!」って思うだろうから、損得を考えてる時点で、そんなに欲しくないってことだと思う。
だからあえて「損する」ほうを選んでみて、後で「やっぱり欲しい」って思ったならその時買えばいいし、売り切れてたら、仕方ないからあきらめればいい。
(でも、本気で欲しいって思ってたら、手に入る場合が多い)
迷ったとき「得するほう」を選んでしまうと、欲しいかどうかより、得したいからとりあえず買う癖がつく。
そうやって、「欲しい」より「得する」を優先して買っていると、「欲しい」の感覚が鈍って、自分がほんとは何が欲しいのかわからなくなる。
ほんとに怖いのは、損することより、自分が何が欲しいのかわからなくなることだと思う。