峯岸よぞら@ショートショート小説

1分で読めるショートショート小説書いてます😋🌸| 『週間女性』に掲載📚| 元アイドル|元家電量販店店員| LINEスタンプ「不器用なニワトリさん」|子育て中・32歳・大学生|自分の居場所がほしくて書き始めました|星新一・横光利一|忙しい日々のひとときに、覗いていってくださいね😌✨

峯岸よぞら@ショートショート小説

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マガジン

  • 【真夜中喫茶-Yozora🌙-】

    峯岸よぞらのエッセイへようこそ😊⭐︎ 元アイドル、元家電量販店の時の話から 現在ふと思ったことまで、 幅広くこちらに書き綴ります。 ショートショートストーリーと共に、 お楽しみください😌💐

  • 【1分で読めるショートショート小説📕】

    1分で読めるショートショートの世界へようこそ🤗 峯岸よぞら作品。日常と非日常的空間を、同時に味わえます😋⭐︎

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重要【大切なお知らせ🎉】

いつも、峯岸よぞらを応援いただき、ありがとうございます。 みなさんからのスキ!やコメントなど、とても励みになっております✨ 子どもの幼稚園のことなど気持ちの切り替えが中々難しくて、更新が遅れておりますが、 温かく見守っていただけると嬉しいです🥺💓 さて、本題ですが、タイトルにもあった通り、 大切なお知らせがございます。 この度、『週間女性』に、峯岸よぞらを掲載していただきました🎉 【家電量販店お得ウラ情報】 について、語っています‼️ 元家電量販店店員としてのスキ

    • エッセイ【番犬にならない犬】

      エッセイ【番犬にならない犬】 峯岸 よぞら 私が幼稚園児の時、幼稚園から帰ると 家の外に犬がいた。 「ご近所さんが犬を保護したんだけど、 犬アレルギーだって言うから、うちで飼うことになったよ」 母から言われて、すんごくすーーーんごく 嬉しかった記憶がある。 その子は、首輪も着けていなかったらしい。 柴犬と何かしらの雑種ってことと、 推定年齢で大人の犬ってことしか分からなかった。 名前を付けたのは兄。 「タフだね」 当時好きだった漫画のタイトルから タフと名付けら

      • エッセイ【夜の東京】

        エッセイ【夜の東京】 峯岸 よぞら  今日、夜の東京を散歩した。 私は旧友のAさんと雨に降られながら、 市ヶ谷から東京ドームシティまでの遊歩道を、 並んで歩いた。 私は、夜に散歩するのが久しぶりだった。 何年も前は、飲み会の後に、終電を逃して 東京を散歩したりしたことがあった。 しかし、今回はその時とは違う。 一つはお酒が入っていないこと。 もう一つは、風情を感じ?られたこと…。 お酒が入っていた時は、頭が回っておらず、 友人たちと身内ノリで大笑いしながら歩いたも

        • エッセイ【おっとうと呼んで】

          エッセイ【おっとうと呼んで】 峯岸 よぞら 「おっとう」。 そうニックネームを付けてから、25年。 私が小学校一年生になって、 友だちにニックネームを付けて もらえたのが嬉しくて、 父親にもニックネームを付けようと 決めたのだ。 今から考えれば、 可愛いことするなぁと自画自賛。(笑) そんなおっとうは、耳が遠い。 昔から少し遠かったのかもしれないが、 今は、がっつり遠い。 そして、おっとうは今、 癌の末期で治療中ではある。 ところがこの前、たまたま実家に帰った時に、

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        • 【真夜中喫茶-Yozora🌙-】
          18本
        • 【1分で読めるショートショート小説📕】
          64本

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          エッセイ【今年の変換】

          【今年の変換】 峯岸 よぞら こんにちは!よぞらです🌙 突然ですが、私の今年の目標は、 「憧れるのを辞めましょう」 「疲れたら休みましょう」 です。 インターネットで素敵なところやものを見つけた時、 「いいなー」「行ってみたいなーでもなー」 ではなく、 「いいなー私も行こう」 と実行に移すようにしました。 それが私の「憧れるのを辞めましょう」です。 「いいなー」「行ってみたいなー」 って思っていたら、いつ行くの? って話で、 「今でしょ!」 って突

          超短編小説【千鳥足のバレリーナ】

          【千鳥足のバレリーナ】峯岸 よぞら 酔っぱらいのバレリーナがいた。 今度の公演の配役が決まる。 それは三か月後に迫っている。 白鳥育美は、昔から、「白鳥の湖」で 白鳥を演じたいと思っていた。 バレリーナなら全員やりたいと思う役。 オーディションは形式としてやっているが、 毎日の練習も監督が見ており、それも評価に繋がる。 育美は、そのストレスからレッスン前に、 コンビニでお酒を買い、飲むようになった。 最初は、缶酎ハイのアルコール度数の低いものだったが、 ワンカップの日本

          超短編小説【千鳥足のバレリーナ】

          エッセイ【販売開始しました】

          【販売開始しました】 峯岸 よぞら お久しぶりです。峯岸よぞらです。 いかがお過ごしでしょうか。 私は、小説を読むことは出来ていますが、 書くことが中々難しくて… 母も退院して、日常生活に戻ることが出来ました。 買い物に連れて行ったりしてはいます。 でも、一人で問題なく過ごせているので、良かったです。 さて、私自身ですが、ちょっと心が追いついていなかったため、 投稿が出来ていませんでした。 自分の価値観の整理をしたりしていたら、 何かを見失ったのか、自分自身を断捨離

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          超短編小説【健太とケロップの子育て記】

          【健太とケロップの子育て記】 峯岸 よぞら 「今日は公園に行こうか!」 ママの呼びかけに、三歳の健太がはしゃぐ。 綺麗にしまってあるタンスから、お気に入りの電車の靴下を、 思いっきり引っ張って履いた。 「見て見て!出来た!」 「自分で履けたね。」 ママは自分の準備を秒で済まし、いつもの服装に身を包む。 健太が玄関へ走った。 「なんで靴を履くの?」 毎日のなんでなんで攻撃に、既に疲れている。 「なんでだろうね」 ママは、それしか答えてあげられなくて、 罪悪感でい

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          超短編小説【次期会長会議】

          【次期会長会議】峯岸 よぞら 「えー、我が社の次期会長は、 横田くんでいこうと思うが、異論はあるかね?」 重要な会議だけあって、 開始から一時間は経っている。 先程まで、横田の成績が細かく発表された。 その他、人柄についても触れ、 皆、心を一つにまとめようとしている。 しかし、丸まった毛糸から一本だけ、はみ出るように、 反論する者がいた。 「横田に任せて良いんですか」 机から身を乗り出して言うのは、桜木だ。 「だが、横田以外には…」 現会長の小野寺が、難しい顔をした。

          超短編小説【次期会長会議】

          超短編小説【手紙を添えて】

          【手紙を添えて】 峯岸 よぞら 『おかえり』 仕事から家に帰る。 手作りのハンバーグと共に、 ハートの便箋に、小さく書かれていた。 梨沙子とは付き合って三年になる。 お互い結婚適齢期だが、仕事が忙しく、 今後の話は出来ていない。 「急にこんなことして。 結婚してってことか?」 半同棲の梨沙子はいないが、 嫌味ったらしく言ってやった。 ネクタイを緩めながら、風呂場へ向かう。 持ち帰った仕事もしなくてはならない。 風呂から上がった俺の体から、 蒸気が立っている。 鏡で

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          エッセイ【母の人生が一転した日】

          【母の人生が一転した日】峯岸 よぞら 2023年11月28日。 その日の出来事は、鮮明に覚えている。 それは今後の人生でも、 記憶として脳裏に焼き付いていることでしょう。 午後一時半頃、兄からのLINE通知。 「母ちゃんが、運ばれた」 急にそんなことを言うものだから、 バイト中だった私は、「んあ?」みたいな声が出てしまった。 でも、良くない状況というのは、瞬時に察知した。 急に手の震えが止まらなくなり、呼吸も荒くなっていた。 とにかく、病院へ向かうことを伝えて、走っ

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          超短編小説【お姉ちゃん】

          【お姉ちゃん】 峯岸 よぞら 「陽介!あーもう!だからよそ見しないでって言ったじゃん!」 「うわーーーん」 3歳の陽介は、ジュースを溢した。 私はテーブルや床を拭いている。 「陽介、おいで。拭けば大丈夫だよ。 汚れちゃったから、着替えようね」 泣きわめいている陽介に、優しく諭して 対応してくれたのは、お姉ちゃん。 12歳年上で、この春から高校生。 こういうことが幾度もあって、 お姉ちゃんの方が育児に向いているんじゃないかと、私の不甲斐なさを感じていた。 ──4年

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          超短編小説【受付嬢、遥香の恋】

          【受付嬢、遥香の恋】峯岸 よぞら 企業の顔。 訪問者が最初に接するのが受付嬢なので、 印象は良くないといけない。 メイクは、絶対に落ちないように。 髪の毛は、後ろでびしっとまとめて、清潔感を出す。 爪の先にまで気を遣って、案内するときの指先は、 華奢で美しく見えるよう、若干緩やかに。 株式会社ユーメーズは、最近上場企業に発展。 田舎から、港区へ移転した際に、受付嬢を雇ったのだ。  私は、二週間前にここに来た。 先輩の希美さんは、最初からいたので、 全て淡々と仕事をこな

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          超短編小説【本当に走ってよメロス】

          【本当に走ってよメロス】峯岸 よぞら メロスは寝坊した。 いつも朝7時30分の電車に乗っているが、 時計を見たら、7時20分だった。 メロスは、朝6時に起きて、コーヒーを淹れるのが日課だ。 今日はコーヒーを諦めることにした。 「明日は、会長が朝一で来る日だからな」 昨日の終礼で、部長が言った言葉だ。 もうすぐ上場するかもしれないという、 大企業なので、メロス一人いなくても、 差し支えないだろう。 ここまで考えているが、メロスはまだ、 布団の中にいた。 本当なら、髪の

          超短編小説【本当に走ってよメロス】

          超短編小説【潜入調査】

          【潜入捜査】峯岸 よぞら 「計画はこうだ」と、男が強盗仲間に向かって言う。 「最近強盗が多いから、金庫の在りかを予め聞いておきたいと言って、探ろうと思う」 「そんなに上手くいきますかね?」 仲間の一味が、怪訝な表情で言った。 「まぁ、あそこはジジイ1人で住んでるからな。何かあった時に、すぐに駆けつけられるようにと言えば大丈夫だろう。寂しい気持ちもあるだろうから、万が一怪しむようなら、そこに漬け込めば良いのだ」 男は、早速ネットで手に入れた、 警察官の制服に着替える。

          超短編小説【真似をする男】

          【真似をする男】峯岸 よぞら 「あなた!今、この子が笑ったわ!」 「本当かい?生後二週目で笑えるのかい?」 「えぇ。本当よ!この子は将来偉大な子になるわね!」 「さすが、僕たちの子どもだ!」 我が子を愛している人は、何度か訪れたであろうこの瞬間。 僕はこうして優しく包んでくれる母と、情熱的で懐の深い父のもと、 愛情たっぷりに育っていった。 小さい頃は、両親のすることを真似していれば、沢山褒められた。 笑ったのもその一つだ。 ある時は、手を振ってみたり、パチパチして

          超短編小説【真似をする男】