見出し画像

評価は他人がするもの。自分の本質ではない


明日、39歳になる。
数字としては特別なものではないけれど、心のどこかで「節目」を意識している。
30代も終わりに近づき、次の扉を開ける前の静かな時間。そんな今だからこそ、「これまでの自分」と「これからの自分」に、少しだけ目を向けてみたくなった。


振り返れば、私はいつも「自分らしさ」を探し続けてきた。何かに夢中になったり、心が温まる瞬間にふと幸せを感じたり。
その一方で、「評価」や「他人の目」を気にしてしまう自分。人からどう見られているか、どう受け止められるか――そんなことに縛られて、足が止まったことも何度もある。

けれど最近、少しずつわかってきたことがある。それは、「評価は他人がするもの」であり、「自分の本質とは関係ない」ということ。完璧じゃなくていい。誰かに理解されなくても、自分が心地よいと思える選択を積み重ねていけば、それで十分だと思えるようになった。

この歳になると、「変わらなきゃ」と焦るよりも、「今あるものを大切にしたい」と思う気持ちが強くなる。大切な家族や猫と過ごす時間、ふと見つけた心温まる物語。
日曜の夕方笑点見て、家族で笑ってる時なんか最高に幸せ。この瞬間をしっかり胸に刻んで守っていきたい。


もちろん、「まだ見ぬ自分」に出会いたいという気持ちもある。でも、無理に新しいことを始めるのではなく、自分のペースで、遊び心を持って歩んでいけたらいい。焦らず、比べず、自分だけのリズムで。

明日、39歳になる。
自分に「よくここまで来たね、これからも大丈夫。」
そんな優しい言葉を贈りたい。そして40歳を迎える頃には、もっと肩の力が抜けて、今よりもっと笑っていれたらいいな。



いいなと思ったら応援しよう!