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北海道へ、2日目


2024年12月5日(木)

5時半に目覚ましを設定していたんだけども、目覚ましより早く起床する。
眠りが浅かったらしく、夜中に2、3度目覚めた。
そのせいで寝坊はしなかったんだけども、どうにも昨日の疲労が全身に残っている。

もう一度布団に潜って少しウトウトしてから、サンドイッチとコーヒーを頂く。
美味しい。
朝ご飯が毎日サンドイッチだったら嬉しいなぁ。

外はうっすら雪が積もっていた。
帰り大丈夫かなぁと心配になる。
雪は発泡スチロールを細かくしたような小さいツブツブで、東京の雪とは違う。
これもまた初めての体験。
思わず触れて写真を撮る。
嬉しい。

日が昇ると、早朝に積もっていた雪もすっかり溶けてしまった。
帰りのことを心配していたのに、溶けたら溶けたで寂しくも感じる。
現金なもので。

昨日も書いたけど、室内にいると本当に暖房がよく効いている。
心配して東京から持ってきた防寒用の肌着を着た僕には少し暑いぐらいだ。

予定通り時間は過ぎていく。
あっという間に帰りの時間も近付く。
帰りも空港まで運転。
慣れない北海道の冬の運転で、雪と路面凍結が心配だから、少し早めの出発を勧められた。
アドバイス通り、自分が想定していたよりも少し早めに帰路に就くことにした。

16時頃運転していると、もう路面の温度は0度ほどになっていて、ところどころ凍結している。
アイスバーン。
ハンドルが持っていかれるような感覚があって、スリップしたことが分かる。
ヒヤヒヤして、緊張しっぱなしだった。
行きよりもスピードを抑えて、出来るだけ安全運転で・・・。
アドバイス通り、急ブレーキ、急発進、急の付くことはせず、慣れてる地元民のスピードに合わせないことを心がける・・・。
途中から雪も降り始めて更にヒヤヒヤしたけど、なんとかレンタカー屋さんにたどり着くことが出来た。
早めに出て、時間にゆとりを持って安全運転出来て良かった。
アドバイスのお陰だ。
感謝。

街灯に照らされて夜闇に舞う北海道の雪は美しかった。
本格的に積もっていたら大変だっただろうから、この時期にまだお手柔らかな北海道の冬を体感出来て良かった。

飛行機の時間まで、空港のバー「ジアス ルーク&タリー」(https://www.hokkaido-airports.com/ja/new-chitose/spend/shop/132/)で北海道のビール「SORACHI1984」(https://www.sapporobeer.jp/sorachi1984/)の生と、富良野の赤ワイン「羆の晩酌」(https://www.winery.or.jp/wine-search/7561/)を、北海道のチーズの盛り合わせと合わせて頂く。
あと忽布古丹醸造の「kampoca」(http://hopkotan.com/originalsplus/kampoca-2024/)も少し飲ませてもらった。
どれも本州でお目にかかることは無い。
SORACHIは缶ビールが元々好きで、北海道に来ると生が飲めることを9月に来た時に知って、嬉しくてまた頼んだ。
羆の晩酌は富良野で開発されたぶどうの品種を使っているらしくスパイシーさと酸味に樽香が合わさって特徴のある味わい。
チーズもヨーロッパのとはまた違う繊細さがあって丁寧な造りが舌から伝わる。
kampochaは上富良野町産のカボチャやシナモン、ナツメグを使ってて、めっちゃスパイシーで濃厚な味わい。
どれもこれも美味しかった。
満たされた。
北海道に来たらまたこのお店に来よう。

さっき北海道に来たばかりのような気がするのに、もう北海道を後にする。
観光しに来た訳じゃないし、目的は果たしたからそれでいいんだけども。
でも間違いなく、また北海道を好きになった。
短い時間ながら、色々初めての体験をして、北海道のことをまた少し知ることが出来た。
また来年来よう。

それより何より、車の事故もせず、しっかりやるべきことをやれて良かった。
一安心。
親族のみんなには心からの感謝をしたい。
ありがとうございました。

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