あの日のノビル
2024年4月20日(土)
半袖でも大丈夫なくらいの、気持ちの良い日だった。
四つ木のStudio Ghostで花見(花無し)をするというので、お邪魔することにした。
和歌山の「雑賀」という日本酒を手土産にしたら、志桜里さんは何度も和歌山に行っているとのことで、和歌山にして良かったと思った。
大阪出身の者として、ずっと和歌山愛を抱き続けているので、東京で和歌山の話(しかも今回は高野山とか雑賀衆の話まで)が出来ると嬉しくなってしまう。
高野山では「ろうそくまつり」というお祭りがあって、奥の院までろうそくが並んで美しいと教えてもらった。
行ってみたい・・・。
花見なんだから花もあった方が良いかなと思って、四つ木の花屋さんで花も買った。
店内では山口百恵の「秋桜」が流れていた。
なんだか妙に刺さった。
志桜里さんの鮭のキッシュとノビルのキッシュと、高田さんのルートビアを使ったチキンをおつまみにひたすら飲んでいた。
キッシュもチキンも美味しかった。
いっぱい食べてしまった。
小学校の頃に食べれる野草図鑑みたいなのでノビルを知って、その辺で見付けたノビルに味噌をつけて友達と食べた日のことを懐かしく思い出す。
志桜里さん、高田さん、マリカさんと、途中から奏美さんも交えて、真面目に語り合っていた。
僕は研究の場にいる者として、アートと研究、アーティストと研究者の関わり方について、改めて、深く考えたいなと思った。
どうすれば表層的にならずに、お互いの深い所で関わり合えるだろうか。
どうすれば関わったからこその新しいものを生み出せるだろうか。
行動を起こしたい。
奏美さんと語り合った。
何か面白いことを出来そうな気がする。
良いご縁だった。
東京の東(四つ木のある葛飾区とか)と西(世田谷区)とかの違いの話が面白かったなぁ。
東は閉鎖的に自分たちの地域を守ることを考えていて、西の方が外から来た人に寛容らしい。
西の方がやっぱり馴染みやすくて、同世代も多くて、刺激多くて・・・東はどうすれば良いのか・・・と話していた。
僕は東に住んだことが無いので、体感するために一度住んでみたくなった。
徐々にメンバーも増えていき・・・みんなで四つ木を散歩してから、上野でやっている会田家3人のオープニングに行った。
会田さんと、岡田さんと、寅次郎くんの展示が、今日から各所で始まっている。
会場に着くと、よく会う皆さんとお会いして、僕は加川さんのDMを配って歩いた。
酔っ払ってるので同じ人に2回配ったりして恥ずかしかった。
みんな六本木に行くというので途中まで一緒に移動したけど、僕は帰宅することにして、皆さんに挨拶をして帰った。
晩ご飯を食べながらちょっとワインを飲んだけど、9時間も飲んでたら流石にもうアルコールは・・・となり、夜中に飲んだマッチの美味かったこと美味かったこと。
きっとこれで二日酔いも緩和されることだろう。
命の水、マッチ。