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青森、十和田へ。


2024年6月30日(日)

青森2日目。
ネカフェを出て、散髪に行く。
散髪したいなぁと思いつつも出来ないままこっちに来てたんだけども、ちょうど安い散髪屋が近所にあった。
散髪屋のおっちゃんに日本一周の旅かと聞かれる。
確かに、旅人で散髪しに来るヤツって、日本一周するぐらい長期間旅してそうだ。
長らく旅人をやっているけれども、自分も初めて行った気がする。
また来ることあるかなぁと思いつつ、おっちゃんが勧めてくれたのでポイントカードを作り、また来ますと行って帰った。
また来よう。
ポイントカードが無かったらもう来なかったかもしれないけど、ポイントカードを作ってもらったお陰で、次に青森来た時にはまた行こうと思える。
縁だ。

スーパーで面白いご当地の食べ物が無いかと探していると、赤飯のおにぎりが売っていた。
小豆ではなく、金時豆が入っている。
これは面白いと思って食べてみると、予想外に甘くて更に面白かった。
調べてみると、青森の赤飯は甘いらしい。
お餅みたいで美味しい。
あと、青森のご当地グルメのイギリストーストも頂いた。

国際芸術センター青森に移動して、展覧会「currents / undercurrents -いま、めくるめく流れは出会って」(https://acac-aomori.jp/program/2024-1/)を見て、光岡幸一くんのワークショップ「徒然面構E倩(ツレヅレツラガマエツラツラ)」(https://acac-aomori.jp/program/2024-1-6/)に出る。
学芸員の慶野さんと光岡くんと色々話ていたら、平手さんも来た。
BUGスクールの絆は強い。

展示は、日本、ニュージーランド、パレスチナ・・・様々な場所に出自を持ち、そのキャリアの中で大きく拠点を変えたアーティストが多く、それぞれのアーティストの生き方が反映された展示で、とても面白かった。
時間を超え、場所を超え、たくさんの「流れ」が見え隠れしていた。
展示を見て、「currents / undercurrents -いま、めくるめく流れは出会って」というタイトルが本当にしっくりきた。
慶野さん、流石。
後期も楽しみだ。

光岡くんのワークショップは、ACACの壁や森の中の好きな所に、自由にテープで顔を描き、鑑賞ツアーをやる内容だった。
美術館の壁にテープで落書きしてイイなんて!
僕は森の中の木に描いた。
黒いテープで細かく描いたら、木版みたいになって面白かった。
テープなので単純な線しか描けないんだけども、どこに描くのか、どんな顔を描くのか、それぞれの個性がシンプルに出てて面白い。
そして、描かれた顔に個性を見出して、想像を広げていく光岡くんは流石だった。
いっぱい楽しんだ。

シードルを飲みながら十和田へ。
新青森駅と七戸十和田駅の間は、通常より安い料金で新幹線はやぶさに乗れて素晴らしい。
2年ぶりの十和田。
酒井風くんと合流して、市街地へと向かう。
十和田市現代美術家の中川さん、外山さん、アーティストの尾角典子さんと合流してお食事。
オシャレなお店で、美味しいお料理を頂く。
色々喋り過ぎてしまった気がする。
バーにも連れて行ってもらう。
美味しいカクテルを頂く。
アーティストの方の展示に合わせて作られたオリジナルカクテルらしい。
こういうの、やりたかったやつだ!
自分でバーに行くとあまりカクテルを飲まないので新鮮で楽しかった。
そしてまた喋り過ぎてしまう。
自分としては、饒舌な夜だった。

夜は美術館がお借りしている民家で眠る。
なんかおじいちゃんおばあちゃんの家に来たみたいな感じ。
めっちゃ豪邸。
しかもめっちゃキレイ。
スゴい。
ここに住みたいよ・・・。

あ、今日で半年書き続けたのか。
早い。
まだ続けよう。

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