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東京駅で日本を知る。


2024年12月22日(日)

昨夜の痛飲が祟り、二日酔いに悩まされる。
久々にやらかしてしまった感。
やっぱ酒飲みの中でも、量飲む人と一緒にぶちかましてしまうとアカンわ。

動くことを拒絶する肉体に鞭打ち、チェリオのライフガードを飲みながら、今日もバグスクール(https://bug.art/exhibition/bugschool-2024/)へ。
今日はちぇんしげさんのワークショップ「いい歳だから地に足をつけてビラを踏め。」(https://bug.art/event/chenshige-2024-12-22/)だ。
以前から、路上に落ちて通行人に踏まれているビラの美しさ、面白さに注目しているちぇんしげさん。
今回のワークショップでは、街中に落ちているビラを探して、そのビラを「模写」することを試みる。
「模写」と言っても手で描くのではなく・・・そのビラの造形が色んな人の足によってなされたことを模して、新品のビラから自分の足で作り出す。
面白過ぎる。
事前の打ち合わせでちぇんしげさんと一緒に「模写」してみたけど、想像よりさらに面白かった。

今日は2回連続のワークショップの1回目で、東京駅の周りをみんなで回って、落ちてるビラを探してみた。
昨年のバグスクールの参加アーティストだった平手さんも来てくれて、めっちゃ嬉しかった。
今後も来てくれるみたいで、嬉しい。
楽しみだ。

日中の東京駅を歩き回ってみて気付いたけど・・・とにかく人が多い!
いや、多いのは分かってるつもりだったんだけど、ここまで多いとは・・・。
特に外国人の多さに驚く。
東京駅地下のキャラクターストリート(アニメのグッズとかが色々売ってるエリア)なんか、外国人を中心に、人と触れずに歩くのが難しいぐらいだった。
さらに驚くのは、そんなに人が多いのに、ほとんど何も落ちていないことだった。
ビラも無い、ゴミも無い。
ちぇんしげさん曰く、落ちているビラを見付けても、すぐ掃除されるらしい。
なんと言うか、日本という国のイメージ通りだ。

一番見付かるのはレシートだった。
なるほど・・・めちゃくちゃ納得がいく。
僕は普段から落ちているレシートを見るのが好きで(元の持ち主が、いつ何をどこで買ったのか見るのが面白い)、よく拾っているので、東京駅でのレシート収集も楽しかった。

そんな、なかなか厳しい状況の中でも、皆さん積極的にビラを集めて来て下さって(地上に出たらもう少し見付かりやすかった)、面白いものが集まった。
それぞれの独特の着眼点が面白い。

年末年始のお休み中に、帰省先など、東京から離れた場所で落ちてるビラを見付けてくるのがちぇんしげさんからの宿題。
来年のワークショップではそのビラの模写をする。
どうなるのか、楽しみだ。

少し研究室に寄って実験してから帰宅した。
久々に家でゆっくりご飯を食べる。
いつぶりだろう。
体も心も落ち着く・・・。
なんと言いますか、本当に、嬉しい・・・。
今年最後の1週間も頑張れそうな気がした。

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