ワークショップで「描く」ことを知る。
2024年12月27日(金)
朝から歯医者へ。
眠い・・・。
眠くても歯医者の予定があれば頑張れる。
毎朝歯医者なら良いのに。
午後から上野へ。
電車の中でお昼ご飯のメロンパンを食べる。
結構人が多くて気まずい。
メロンパンだから崩れた表面が落ちそうになるし。
こんなに緊張感を伴うメロンパンがあるなんて。
今この瞬間、世の中で電車メロンパンをしている人は他に何人いるのか。
幸あれ。
上野の森美術館別館ギャラリーで、「桜梅桃李・栗柿銀杏 途上の芸術家たち ―公益財団法人神林留学生奨学会40周年記念美術展―」(https://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=12058141)を見る。
ご依頼頂いて、DMの制作をさせて頂いた展示。
記念にDM頂こうと思ったら、もう品切れになっていた。
ちょっと残念だけど、ご貢献出来たようでありがたい。
受付&監視役を田中裕貴くんがやっていて、しばし話して、作品ことも聞いたりなんかして会場を後にした。
そして、バグスクール(https://bug.art/exhibition/bugschool-2024/)で平松可南子さんの参加型プログラム「PigeonのVision」(https://bugschool2024-hiramatsu.peatix.com/)。
到着がギリギリになり、準備のお手伝いがあまりできず申し訳ない。
平日の昼間だけど、多くの人が集まってくれて嬉しい限り。
キーワードの1つは、平松さんがずっと気になっているハト(pigeon)。
平松さんの作品の話(とハトへの想い)を聞いてから、みんなで東京駅の周りでハトを探した。
バードウォッチング好き&自分も普段からいつもハトを見てて写真も撮ってる者として、ハトぐらいすぐ見付かるだろうと甘く考えていたら、平松さんが言ってた通り東京駅周辺は本当にハトがいない・・・驚いた。
かろうじて見付かった1羽をみんなで凝視しまくった。
BUGに戻り、みんなで絵を描いた。
手首とか身体の一部だけを使って決まった時間の中で、つまり身体も時間も制限された中で絵を描いたり、溶けていく氷を描いたり、自分で作った箱の各面にさっき見たハトを描いたり。
どれもこれも「描く」という行為ではあるけれども、様々な形の「描く」を体験することによって、自分なりに「描く」ことをより深く丁寧に知る時間だった。
皆さん集中して、根気よく参加して下さって、予定時間を大幅に超える盛り上がりとなった。
色んな要素が盛り込まれたこの参加型プログラム。
普段藝大で助手をしている平松さんの指導者としての側面と、アーティストとしての側面、そして平松さんのキャラクターが上手くミックスして素晴らしい時間だった。
どの要素もますます発展させていけそうで、これからが楽しみだ。
来年また一緒に面白いことができたら嬉しい。
大学に戻って、授業中のOさんに挨拶して、研究室に戻って、仕事を納めた(納まってないが納めたと思い込むことにした)。
さぁ、休みだ。