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ドイツワインの夜


2024年12月19日(木)

最近、朝がダメだ。
気持ちの問題なのか、季節の問題なのか、両方なのか。
子どもの頃の予定だと、もっとちゃんとした大人になっているはずだったんだけどな。

ドイツワインのお店に行った。
ワインは一番好きなお酒だ。
金銭的な理由もあって一番飲むお酒かは微妙だけど。

適当に飲んでてもよく分からないままで成長しないなと思って、3〜4年前ぐらいにソムリエの方に教えて頂いて真面目に勉強した。
それ以来、その時の知識を活かしつつ、ちょっとずつアップデートして飲み続けている。

ただ、国としてはやはりチリを中心としたいわゆるニューワールド(安いし)とフランス、イタリア、スペインが中心で、ドイツワインを飲む機会はほぼ無い。
正直リースリングのイメージしか無い。
あと、ゲヴェルツトラミネールは美味しいな、ぐらいか。
フランスのアルザス地方のワインがドイツっぽいって言われるけど、ドイツのワインをよく知らないんだから、「っぽい」もクソも無いよなと今更ながら気付く。

それで小田急線の経堂のCASSIELというドイツワイン専門のお店(https://cassiel.jp/)に行って色々飲ませてもらった。
美味しかった!(ゴチャゴチャ言う前にまずそれを言いたい)
当たり前だけどブドウの品種もエチケット(ラベル)の情報も全部ドイツ語だから読んでも何も分からないんだけど、ソムリエの方に色々教えて頂いて勉強になると共に、楽しく飲むことができた。
面白いのは、フランスでも育てられているけど、ドイツ語の名前が付いている品種がいくつもあったこと。
例えば、ピノノワールはドイツではSpätburgunder(シュペートブルグンダー)と言う。
ブルグンダーとはフランス語のブルゴーニュのことで、シュペートブルグンダーは「遅いブルゴーニュ」という意味らしい。
教えてもらったことをネットで調べて確認していたらこのサイト(https://www.herrenberger-hof.co.jp/blog/2023/02/07/807)が詳しかった。
この会社が輸入しているワインをいくつも飲んだな。

品種、地方による違いを楽しんだんだけど、共通する大まかな特徴として、味も香りもクリアでシャープな感じだった。
天ぷら、焼き鳥、鍋みたいな和食とか、麻婆豆腐、エビチリ、八宝菜みたいな中華料理とも合いそう。

お店は一応ワインバーなんだけど、ドイツ料理を基本とした食事も充実していて、どれもワインと合って美味しかった。
特に、アーティチョークのマリネと鹿肉のミートボールが美味しかったなぁ。
良い夜だった。
ごちそうさまでした。

ソムリエの方に、本場ドイツのやつみたいな美味しいシュトレン(生まれて初めて食べたシュトレンがドイツ人の友達がドイツから買ってきてくれたやつだったんだけど、それ以上に美味しいのを日本で食べたことが無い)が食べたいんだけど、良いお店を知らないですかと聞くと、三軒茶屋近くのムッティスクーヘン(http://www.muttiskuchen.com/)というお店を教えて下さった。
ドイツで修行された方がやってらっしゃるらしい。
イイ感じ。
行ってみよう。

経堂にはドイツビールとソーセージのIngoBingoというお店(https://www.ingobingo.jp/)もあって、こちらも美味しく、面白い。
正直ドイツの飲食はあんまり華が無いというか、飲食に限らないドイツのイメージそのままの質実剛健な印象しか無かったんだけど、こうして美味しいものに触れると、見方が全然変わる。
もっと知りたいなぁ。
そしてドイツ語はやっぱカッコイイ。
勉強したい。
フランス語もスペイン語も中途半端な勉強で止まってるけど、俄然ドイツ語をやりたくなってきてしまっている。
もしかして2025年はドイツ語か・・・?

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