見出し画像

ライブハウスHIGURE


2024年12月15日(日)

また寝坊してしまい、大急ぎで準備して家を出る。
元々寝坊とかしないタイプなんだけど、最近は生活のリズムがよろしくなくて、起きれない時がしばしばある。
夜ダラダラしないで早く寝るようにしないとなぁ。

今日もBUGで「バグスクール2024:野性の都市」の設営。
あともう少しだ。
おおよその設営を終えて、後は最後の微調整をしたり、片付けをしたり。
不要になった木材なんかを台車に乗せて運んでいると、前に建設現場でバイトしていた時のことを思い出した。
麻布台ヒルズでのバイトだ。
建設中の日本一高いビルの中で、「雑工」と呼ばれる物を運んだり、片付けをしたりする、まぁ簡単に言えば建設現場の最底辺の仕事をしていた。
しかも夜勤。
アレはヤバかった。
重いし、ホコリだらけだし、ただでさえ危ない資材だらけなのに夜勤で暗くて見えないし・・・冗談抜きで、油断すると死ぬ。
半年週2で入ってたぐらいだったけども、鮮烈な記憶として焼き付いている。
そんなこともあったな・・・と、リクルートのオフィスで、軽いし、ホコリなんて無いし、なんの危険も無く、のんびり資材を運びながら思っていた。
何事も経験。

ほぼ僕が出来ることは終え、夕方から予定があったので昼過ぎで失礼した。
帰り際にBUGカフェでビールを頂いた。
美味。

一端帰宅して準備して(寝坊してダッシュで出たので、色々グチャグチャだった)、再び家を出た。
日暮里のHIGURE 17-15 casへ。
途中で国立新美術館に寄って、「荒川ナッシュ医 ペインティングス・アー・ポップスターズ」(https://www.nact.jp/exhibition_special/2024/eiarakawanash/ )を見た。
サラッと見て出るつもりだったけど、凄まじかった。
いくら時間があっても見足りないなぁ。
絵画とパフォーマンスを基盤にしながら、多くのアーティストとコラボして、教育や経済、LGBTQIA+や公共といった様々な社会的課題について考えると共に、それによって絵画やパフォーマンスの実践や可能性も批判的に考えている作品に満ちていた。
「絵画と子育て」、「絵画と教育」などと題された各章を紹介する文章が分かりやすくて勉強になった。
一番の目玉は《メガどうぞご自由にお描きください》という、美術館の広い床に子どもも大人も一緒になってクレヨンでお絵かき出来る作品(参加型パフォーマンス)。
描いていると、ちょっと悪いことをしているようなゾクゾク感と、いつもはちょっと敷居の高い美術館との親近感との両方を覚える。
自分も美術館の、そして作品の、一部だ。
何を描こうかなと思って、他の人が描いたものを見ていると、ついその形に合わせたり、空いている所を塗ったりしてしまう。
通気口の四角に合わせて塗られた部分も見かけた(写真)。
人は既にあるものに自分を合わせてしまうものだなぁと思った。

展示を見ていたらアーティストの岡田裕子さんと会った。
息子の寅次郎も会場のどこかにいるらしい。
なんかスゴいですね〜と素朴に感心し合った。

そしてHIGUREへ(岡田さんとはこの前HIGUREでも会ったな)。
HIGUREに出入りしているメンバーで組んだバンドのライブがあった。
ライブハウスHIGUREだ!
ビールやワインを飲みながら、クリスマスソングも取り入れたバラエティ豊かな曲を聞かせてもらった。
みんな趣味でやってるささやかなバンドでも、生の演奏があると感動するなぁと思った。
次は自分も三線で参加しよう。
歌も歌いたいなぁ。
2025年はライブやるぞ!
野望は広がる。

いいなと思ったら応援しよう!