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中平卓馬の刺激を浴びて、新年度へ


2024年3月31日(日)

さらに暖かくなり、最早初夏。
気持ちが良い。
この長袖でちょうどイイ感じで、暑くなったら腕まくりするぐらいの気候が一番気持ち良いかも。
一年中これぐらいだったら嬉しいけど、それだとありがたみも少なくなるだろうか。

お花見に誘われたりしたけど、展示と高校野球を優先して、行かずじまいだった。
申し訳ない。
こういう所に、やっぱり自分は「人付き合いより一人遊び」なんだなぁと感じる。
昔も今も。

甲子園の決勝が始まる前に、東京国立近代美術館に「中平卓馬 火―氾濫」を見に行った。
カッコえぇなぁ。
写真も言葉も、力を感じる。
強い。
昭和の男の男性性が溢れている。
僕(一応昭和の男)はそう感じるけども、女性やもっと若い人は何を感じるんだろうか?
これは僕が昭和の男だから感じることなのだろうか?
話を聞いてみたい。

晩年の撮影風景を追った映像があってめっちゃ面白かった。
撮影はもちろんのこと、強風で飛ばされた帽子を拾いに行く時も、周囲の制止を聞かずどんどん突き進んでいく。
その狂気的な様は、写真家の写真という行為や撮影する事物との向き合い方、そして生き方を如実に表しているように思えた。

美術館でトイレに行くと、2つ並んだトイレットペーパーの先が、どちらも三角形のままだった。
朝イチで行ったこともあって、初めての利用者だったらしい。
自分が初めて三角形を壊す時、申し訳なくなって、使った後にまた三角形を作ってしまう。
元のプロのものより、ヘタクソな三角形を残して去った。

帰宅して甲子園の決勝。
素晴らしい試合だった。
緊張感あって良かったなぁ。
ヒリヒリするシーンが何度もあった。
報徳を応援してたけど、健大高崎初の全国優勝、群馬県初のセンバツ優勝は、高校野球全体にとって大きな出来事だと思うので、良かった良かったと、嬉しく思う。
明日からはまた高校野球の無い普通の日々だ。
寂しい。
何度味わっても。

2023年度が終わった。
新年度からは自分の身辺状況も変わる。
気持ちを切り替えて頑張りたい。
新しい日々、新しい未来。

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