楽しく選ぼう、高校生におススメの本①
昨年末に出身高校(愛知県立高蔵寺高等学校)で講演をしました。
話すことはけっして得意ではないけれど、本にまつわることならいくらでも楽しく話せる自分を発見しました。高蔵寺高校のみんなありがとう。先生方も呼んでくれてありがとう!!
話した内容は「〝新しい自分〟をつくる技術」。
学生時代からわりとずっとさえない私だったけど、いつだって、いつからだって変わろうと思えば変われるよ!! という話。これは、先達の知見を多く引きながらお話しさせていただきました。
後半は逆にみんなの声を聞こうと「みんなの声わたしの声」。
事前に「今までに、自分の役に立った/栄養になった/支えになった/こころの助けになった言葉はありますか?」を書いてもらって、当日ぶっつけ本番で読み上げました。
(これがめちゃくちゃ勉強になったので、これもあとでまとめるかもしれない)
事前に質問などもたくさんもらっていたので、真ん中あたりで質問に答えるよコーナーをしたのだけれど「私たちにおススメしたい小説はなんですか」というものがあって、これに、うううううーんとうなってしまったのです。
だって、おススメしたいものと、読んでおいたほうがいいのって違うよね……!!
「読んでおいたほうがいいもの」って多分、基本的な古典とか、ドストエフスキーの長編とか? きっと、時間のあるうちに読んでおいたほうがいいよね。高校時代とかにね。
でも「おススメしたいもの」は、湊ナオ目線で、楽しくなるものというか、自分が高校時代に読みたかったな、という本でいいはず。
なにより、おススメするなら、本が好きになる本じゃないとイミない。
そして、本は小説だけじゃないから、その他のジャンルもおススメしたい気持ちでいっぱい……!!
などと葛藤のすえ、一冊になどとうていしぼりきれず、12冊に。
Yes/Noチャートまで作ってしまったのです。
だだん。
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