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普段参加を諦めていた耳の不自由なろう児たちも気兼ねなく親子で参加できるイベントを作りたいと考えたきっかけ

学んで作ってたしなむ。親子で伝統文化体験

約3年ぶりリアルイベントを11月に開催いたします。

今回の事業コンセプトの1つに、耳の不自由なろう児向けの体験プログラムがあります。

当団体は、2012年から「昔ながらの伝統食教室」を開催しているのですが、数年前にとある耳の不自由な保護者の方の問い合わせがあったこともきっかけの一つでもあります。

また、実は私の旦那さんも物心ついた時には左耳の聴覚が全くなく今も右耳しか聞こえない状態です。

ガヤガヤした大勢での飲み会がかなりキツイらしく隣の人の声しか聞こえないとのこと。

片耳が聞こえているので見た感じ全く不自由なく過ごしているように見えますが、やはり疲れが溜まってくると三半規管の影響でめまいやひどい時はメニエール病で入院なんてこともありました。

身内も然りで、音が聞こえない以外は健常者と同じ生活ができるので、ろう児たちも健常者同様にもっと気兼ねなく色々な文化に触れ実際に体験できる機会や場を作れたらと思い、我々運営サイドの受け皿体制も整え今に至ります。

今回の事業は、文化庁と東京都の教育委員会のご協力もいただき「東京都立ろう学校」に通う児童を対象としたプログラムを実行できる形に至りました。

また、新宿区からも後援をいただきましたが新宿区は一般の児童を対象に広報などのご協力をいただいております。

数年前、勇気を出して問い合わせしてくださった耳の不自由な保護者の方のメールで、我々も深く考えるきっかけをいただき、更に色んな行政の協力によりようやく机上の空論ではなく、形にすることができたことに大変感謝をしております。

今回の「都立ろう学校限定プログラム」の応募は、学校に専用のチラシを配布しておりますので、ぜひそちらから応募してみてください。

まだまだ我々だけでは力不足な部分があるかもしれませんが、障がいがあってもなくてもみんなが笑顔になれるイベントにしたいと考えております。

どうぞ温かく見守ってやってください。どうぞよろしくお願いします。

みなむすGOHAN PROJECT 代表 高橋桂子

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