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【年末年始のあいさつ】戦争みたいな1年を生きのびて、みなさま、明けましておめでとうございます

こーんにーちわー!!

世界では、戦争と同じくらい感染症で人が死んでいる。

つまり、ぬるっと突入したから気づかなかっただけで今は戦時下なんです。世界大戦です。戦時下で1年を生きのびた我々は、みんな偉いしすごい! この経験を未来のこどもたちに取材されるレベル!

体と精神を壊そうと、いろんな不愉快なウイルスとか情報とかが飛び交っている。空気中、ネット回線、5G通信まで使ってビュンビュン飛んでくる。まるで銃弾。それなのに、それぞれが持っている体力と運と判断力経済力を駆使して、人生投げず、自殺もしないで生きた! サヴァイヴァー!

2021年最後に読んだ小説が夏目漱石「こころ」。

死に関する日本文学が昔はきらいだった。
自分が引っ張られそうな気がして、避けていた。

なかなか本心を話してくれない「先生」にたくされた遺書に、死のなかから生をつかんでほしいってあるので読めた。

「草枕」も、難解な本だと思ったら、主人公の言葉で、小説は筋を追わなくてもどこから読んでもいい、ページを適当に開いて読んでもいい、って言ってくれたから読んだ。

作品のなかに、それを読み解くヒントのようなことが一言おいてある。

明治の時代から、たくさんの人がこの書を手に取ったんだ、みんなが図書館に行ったり、布団から顔だけ出したり、煙草やコーヒー片手にこれを読んでそれぞれなにか考えたんだろうなあ、って、時間をこえた読書仲間のことを想像した。

学校でやったしんどいことの代表は読書感想文とマラソンなのに、大人になってそのふたつを自主的に始める人が多いのはおもしろい。
もともと大人たちは、面白いものだから教えようとしてくれたんですね。


手触りがいいんですよ


角川文庫の紙の表紙シリーズ。著作権切れてるから同じ本が無料で読めるのに、本屋にあったらいそいそ買っていた。

サブスクを切ってCDに変えた記事がよく読まれたそうだし、配信じゃなくて買うだけで楽しい。その気持ちに賛同してくれる人が多かったのかも。


2022年の抱負。自分への過小評価をなくしたい。noteで買う有料記事の額はnoteで稼ぎたい。あとほんとに短いのでいいから小説も書く!

ほんとに短いと言ったからには
「雲はあついが気持ちはおだやかだった。近くに寺もないのに除夜の鐘をつく音が聞こえる。私は水の入ったグラスを手にした」
ぐらいでも書けたとみなす。(じゃあもう達成じぇねえか)とにかく、子供がお絵描きを始めるくらいのスピードで写真や文章と遊ぶ。

12月から謎の体の痛みとか、休みがとれなくて口内炎や肌荒れが出て、気持ちに波があるとか、10年ぐらい全く同じルーチンワークで年齢を重ねていきそうだとか、深刻になろうと思えばなれるけど、楽しいことがないといったらうそになる。みなさんはどうですか。
2022年もよろしくお願いします。

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読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。