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雲が教えてくれたこと

この夏、長年勤めていた会社を退社。そのタイミングで娘も夏休み。そうだ、人生の夏休みに出掛けよう!

温泉が生活の一部になったこの数年。気になっていた場所、温泉とかいて「うんぜん」と読まれていた場所へ往復500kmの大冒険に出発することに決めた。
フェリーに愛車を載せ、愛車の助手席に娘を乗せ、「わたし」の力で目的地を目指す。

目的地へ向かう途中、海へと続く赤い鳥居と電信柱、いろんな果物のバス停、黄色いハンカチが揺れる海が間近のローカル線のホーム。
ジブリの世界に迷い込んだような景色たちに出会う。
その時々、運転する私を応援してくれているかのような雲が、見たこともないような形の雲が、車窓越しに流れていた。
雲たちが、それでいいよと応援してくれている気がした。

目的ではなく、行き方(生き方)をどう愉しむか、そんなことを雲が教えてくれた気がした。

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