![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151556141/rectangle_large_type_2_425d922010afd0a1c28c2784be00bf89.jpg?width=1200)
雲が教えてくれたこと
この夏、長年勤めていた会社を退社。そのタイミングで娘も夏休み。そうだ、人生の夏休みに出掛けよう!
温泉が生活の一部になったこの数年。気になっていた場所、温泉とかいて「うんぜん」と読まれていた場所へ往復500kmの大冒険に出発することに決めた。
フェリーに愛車を載せ、愛車の助手席に娘を乗せ、「わたし」の力で目的地を目指す。
目的地へ向かう途中、海へと続く赤い鳥居と電信柱、いろんな果物のバス停、黄色いハンカチが揺れる海が間近のローカル線のホーム。
ジブリの世界に迷い込んだような景色たちに出会う。
その時々、運転する私を応援してくれているかのような雲が、見たこともないような形の雲が、車窓越しに流れていた。
雲たちが、それでいいよと応援してくれている気がした。
目的ではなく、行き方(生き方)をどう愉しむか、そんなことを雲が教えてくれた気がした。