【イベントレポ】むてんごく参加しました!【備忘録】

2024/10/13(日)に開催された、第一回『むてんごく』に参加しました!
その感想レポート、あるいはそれ未満の楽しかったねウフフ記録です。

(※気を付けて書いていますが、何か失礼あったらご指摘下さい)


むてんごく開催概要

そもそも何?

 むてんごくとは、『無職転生&理不尽な孫の手先生オンリーイベント』です。開催・運営についての詳しい内容はこちらTwitterもあります。要するに、ジャンルが無職転生&理不尽な孫の手作品だけのちっちゃいコミケ。

 しかしちっちゃいと侮るなかれ、同人誌の頒布だけでなく、コス参加や立体物の展示、さらに一般参加者も混ざれる企画やステージ企画まであるスーパーオンリーイベントでもあるのだ。パワーパフガールズみたい!

 パワーパフガールズみたいではなくない?

会場

 茗荷谷あたりに位置する『林野会館』で行われました。

とてもオタクが詰めかける場所とは思えない建物

 メトロの茗荷谷駅と新大塚駅からどちらも徒歩10分、JR大塚駅から徒歩20分ほどの場所に位置しています。
 こう書くとものすごいアクセスの悪い場所にありそうな気がするんですけど、「JR池袋駅から一本で行ける」って書くとめちゃくちゃ行きやすそうでしょ?実際、見た目よりはるかにアクセスは良かったです。
 ちなみに、試しに歩いてみたところJR池袋駅からは徒歩で30分近くかかりました。やめときな……。

小話。
林野会館ですが、「りんやかいかん」と読むそうです。みんな「はやしの」って読んでた(自分もそう)らしく、イベント後に正しい読みが発覚してTLがザワザワしてました。ちなみに公式HPのドメインには "rinyakaikan" と記されているので、もしかすると本当は「りにゃかいかん」かもしれない。ンなわけあるかよ。

参加サークル・開催イベント

 サムネイルでは見切れちゃってますが、サークル名もツイートの方に記載されています。番号から分かる通り、その数は委託も含めると30ほどにも上ります、キュッとしてますね。私は07番、千本の矢にて参加しました。

 メインフィールドは短歌なんですが、今回はちょっと書きたいことがあったので小説です。まあ短歌もちょっと詠んだけど。

 右下の筆記・休憩コーナーはその名の通り。設定資料集とか過去に頒布されたアンソロとか、コミックフラッパー的分厚さのそれとかいろいろ置いてありました。ナナホシの仮面を作る企画とか、痛バ作る企画とかに使われたみたいです。たのしそ。

 龍族企画では、社長の鱗がどこに生えているか性癖を押し付け合う考察するコーナーが開催されていました。

 ちょっとこれいいですか!? Eじゃないですか⁉Eの真ん中下の方じゃないですか⁉⁉ かつては龍の尻尾が生えていた位置に、名残りとして鱗が残っていてほしくないですか⁉⁉⁉

え?逮捕?おれが?

 左下、謎の四角はフリードロウ。来場者どなたでも描けるホワイトボードが用意されていました。

 終わり際にはこのくらいの盛り上がり。みなさん絵がうまい……いや絵うま……うまいな、絵が……。ゾルが優勝してるのと、ロキシーコールは史実です。DVDは本当に関係ないからな!

 委託販売では、運営の方々による同人誌が頒布されていました。委託というだけあって、本来は現地に参加できない方でも頒布が可能になるシステムです。今回は皆さん現地参加できたみたいですが、ハードルの下がることでもあるので、第二回でも期待したいですね。

 イラストコンテストは、イラストのみならず立体物も対象の投票企画です。写真撮り忘れちゃった。まあこれは現地参加された方の特権、内緒の思い出ということで、ね、許して。たたかないで、ゆるして。

 ステージでも企画がありました。当日のタイムテーブルは以下の通り。

 ここにあるだけでなく、ルービックキューブモザイクアートの実演や、コスプレイヤーさんの撮影会、色紙じゃんけん(これは企画と言うか、希望者が多すぎてほぼ企画になってしまったやつ)など、めちゃくちゃ盛り上がりました。

 おそらく、イラコンやパフォーマンスなどなど、Twitterには記録が残っていると思うので探してみてはいかがでしょうか。#むてんごく とかで。

当日の流れ

 というわけで、当日の自分の動きを振り返っていく前に、手前味噌ながら自サークルの説明をば。

お品書き① 本です。
お品書き② 企画です。

 無職転生二次創作小説『All Eyes on Your Backs』並びに、当日企画の『短歌スケブ』です。
 冬コミでも頒布予定&短歌スケブ受付予定(わかりにくくて声をかけられなかった、というお声をいただいたのでスーパーわかりやすくします)ですので、もし欲しい方いらっしゃったらお気軽にお声がけください。

 さて、当日の話ですが、サークル入場開始の10時少し前くらいに着こうと思ったんですが、ぽやぽやしてたら10分遅れに。それでも普通くらいの感じでした。

字が思ったより上手くて面白い

 エレベーターを抜けて会場へ。そこは今までのぬぼーっとした建物が嘘だろってくらい同人誌即売会でした。見覚えのある机の並び、カラフルな敷布、その上に並ぶ本!が、いっぱい!
 まだサークル入場直後なのでそこまでガッツリではないですが、スーツケースからガサゴソやってる人がいっぱいいるのもまた同人イベントならではですね。

 自分のスペースにて、今回頒布する本と初めてご対面。ダンボール開けて、見覚えのある同じ本がいっぱい詰まってるの楽しいよね。

あーあ! あァ~あ!

 表紙データの入稿をミスって題名が見切れちまった。あと、PP加工をケチったせいで初期傷もついてた。自業自得さね、こんな体たらくの本を手に取って頂けて、本当にありがたい限りです。

設営完了のようす

 あんまり用意するものもないので、設営自体はすぐに終わりました。椅子の上にあるのは差し入れ。とりあえず時間があるうちに、できるだけ挨拶回りをすることにしました。

 差し入れ回りの過程でいろんな人のスペースに立ち寄らせていただいたのですが、皆さんすげえ華やかでオシャレでした。自分の作風から真っ黒な布を選びましたが、なんかちょっと、もう少し遊んでよかったかも。

 そして、その途中でこんなものを頂きました。

うおわ~い!

 二ノ国漆黒の魔導士で~す!やった~!

いや~おれはガキの頃このゲームめちゃくちゃ好きでしてね本来は姉のやつなんですけど勝手に借りてやってましたやっぱりね~実際に本を手に取りながら進めていく感覚ってのが乙なんすよその本ってのが作中に登場すると全く同じなんです全くつまり自分がゲームの中の主人公と同一のっていうアレでして本もすごいんですよ攻略本じゃなくてあくまで世界における必携の便利グッズっていうんですかね教えてくれるんじゃなくて探し出すっていうか知恵とひらめきを本に沿わせて導くっていうかで一見すると攻略に関係なさそうな寓話っぽいやつとかちょっとしたコラムっぽいやつとかも全部本当に全部が必要な要素でして仲間にできるイマージェンあっイマージェンってのはいわゆるモンスターねそれを仲間にできるんですけどそれとか存在する装備とかも確認できるから先々を計画しながら冒険を進められるのがすごく楽しくてそもそも装丁や紙質とかも本当に憧れた魔導書そのものという感じで手に取ってめくってるだけで本当に楽しいんですよこれがというか本とかなくてもめちゃくちゃ面白いゲームでして戦闘システムも未だに目新しいしストーリーも本当に素晴らしいんですよやりこみ要素もアツいしうんたらかんたらぺちゃくちゃにょむにょむ……

 あァ……
 なんだっけ……
 そっか、むてんごくか……

 挨拶もあらかた済んで、拍手と共にいよいよ一般入場&頒布開始です。正直ちょっと怖い。界隈としても(どうやら)初めてのオンリー、全然人が来ない可能性もあります。怖々しながら入場を見守ります。

 ん?
 あれ⁉
 人多くない⁉

 いっぱい来た!いっぱい来た!ていうか混んだ!わ~~~!!!

 いっぱい来たんですよ。嬉しいですね&運営の皆様おめでとうございます。自分のところにも、なんか開始してすぐに買いに来てくださった方がちょいちょいいらっしゃって、本当にありがたい限りです。知らない人が、自分の作品にお金を払ってくれることほど、文筆の道を志す者の端くれとして嬉しいことはありません。

 で、頒布中に自分が何をやっていたかっていうと、これです。

短歌スケブですね

 ありがたいことに、常にこれを考えていなきゃいけないくらいにお声掛けを頂きました。すごい楽しかった。短歌という得体のしれないものに歩み寄ってくださってありがたい限りです。短歌屋さんをこれからもよろしくね。

ありがと~~~!!!!!

 それ以外に個人的な振り返りすることってないかも。新刊交換してくださった方、ありがとうございました!差し入れもありがとうございました!なんか途中めちゃくちゃ耳悪かった瞬間ありました、ごめんなさい!バターサンド二つ貰ってました、ごめんなさい!

 同人誌だけじゃなくて立体物も見事でしたね!イラコン提出作も、胸像展示も、ぬいも本当にすごかった。や、おらそういうの本当にできねっからド尊敬だべ。「スペースにおける見た目の面白さ」の重要性を再確認したイベントでもありました。冬コミなんかできるかな~。

 で、頒布中にいっちばん盛り上がったのは、ステージパフォーマンス。なんと、ルイジェルドさんが、脱いだ。そしてガチのフィジークパフォーマンス。これを文章で説明するのは野暮なので、あえて何も言うまい……肩のラインが赤竜山脈。ちょっと本当にヤバかった。どうすんのよ、この気持ち……!

 ステージ企画、正直に言うと、前日までは「同人イベントのステージ企画ったって、ねえ」くらいにしか思ってなかったんですけど、そりゃもう盛り上がりました。すごかったですよね、自分も写真お願いすればよかったかな。でもスペースあんまり空けたくなくて。
 頒布途中、お買い物と挨拶まわりのために二度ほどスペースを空けたのですが、その際にスペースに人がいなくなっちゃいました。承知の上ではあったのですが、ここまで人が来るなら空けないほうが良かったですね。ここらへんは次回以降の改善点です。

 イベントの終わりが近づくたび、会場全体の一体感が上がっていくのを肌で感じていました。それもこれも、ステージイベントが大きかったと思うんですよね、誰からも見える位置で大々的にやってくれたから。思えば会場全体を盛り上げるファクターとなったのは全てステージ発信でした。かるた大会然り、集合写真然り。本当に運営様様ですね、次回はお力添えさせてほしいものです。

 集合写真、と言いましたね。撮ったんです、いいでしょ。

 終了は15:30、サークル退出は16:00。ここは30分しかなくてちょっとバタつきましたね。まあでも仕方ないかも、運営費だってタダじゃないんだし。というか、16時の時点でまだそこそこいなかった?

 その後は打ち上げの方に。大規模の方は人見知りして、私と他二名の方でちっちゃなお茶会(という名の宴会アルコール抜き)してました。
 一生TSの話してた。お出汁、とれるんだもん。エリスくんの話とかすごいよ、芋煮会開けるくらいお出汁とれるんだから。

 ここで話したことは3人のヒミツ。すごい楽しかったです!ほんとに!次回は大規模に行きたいけど、この3人でもまた話せるといいですね。

ノルンは「ある」よ

まとめ

ご挨拶

 いただいた差し入れ、頒布物などこんな感じです。

差し入れありがとうございました!
本どうし重なっちゃったり見切れちゃったりしてごめんなさい!
ちょうど二ノ国がジャストフィットでした。

 すいません、まだ読んでません。イベントレポ執筆を優先したのと、本を読んだらイベントが本当に終わっちゃう気がして……。まだ終わっちゃいない、おれのむてんごくはまだ終わっちゃいないんだ!

 あとマジックマスター読むの楽しすぎてェ~。

 というわけで、感想はちゃんとお伝えさせて頂きたく思います。たぶんTwitterでメンション付きで。あとでnoteにリンクも追記しておく予定です。

追記:このツイートからツリーにぶら下げています。読み次第追記していく感じで。

 最後になりましたが改めて。

今回のイベントを主催してくださった運営の皆様並びに参加者の皆様、
本を手に取ってくださった方々、本当にありがとうございました!
無職転生に触れてから数ヶ月しか経っていないのに同人に出張った身、
白い眼を向けられても仕方ない立場ですが、
受け入れて下さって本当にありがたい限りです。
自分が応える方法は短歌かせいぜい小説くらいしかありませんが、
その分いい切れ味をお見せできるように頑張ります。

短歌に御用がございましたら気軽に声をかけてね、怖くないよ~。

 というかこの界隈、コスとイラストとか、イラストと文章とか、グッズ制作とイラストとか、複数のことできる人が多くないですか⁉すごいよね、ほんと。おまえも短歌と文章!って言われるかもだけど、短歌って本当に誰にでもできるからね。まあ、その分だけ極められるように頑張ります。

次回予告

C105にも無職転生で申し込んでいます。

そういえば、表紙の件は解決しました。

 友人との共作本、自分は短歌に専念する予定です。今回の短歌スケブはある意味、短歌のプレビューのような意味を持たせていました。リクエストくださった方、どうでしたかね、興味を持って下さったなら嬉しいです。ありがとうございます。
 おそらく、多くの方にとって初めて短歌に触れるのが自分の作品になると思います。それが良きものになるよう、期待していてください。軽々と越えて見せましょう。

 ん~そんなこと言わない方がいいんだけど、カッコつけたいじゃん。

 じゃ、また冬に会おうね。死なないように頑張ります。

南の柳



\短歌、声掛けてくれたらいつでもお届けするからねー/

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