【覚書】朝から血圧が上がったのでここで消化したい話
夫は、たまーに、会社の社員さんを夜連れて帰ってくる。
夫の仕事は割と自由?なので、連れて帰って、夜中飲んで、
そのまま寝て…朝ごはんを食べて送り出す、
みたいなことがたまーにある。
土日関係なく。
それは全然、私はいいと思っている。
勝手に連れて帰ってきて、
勝手におもてなししてくれればいい。
だが、昭和の頑固親父が半分以上入っている夫は、
やはり、妻にもてなしを頼んでいるところがある。
さすがに、昭和時代に聞くような
夜中に妻を起こして、
やれ、つまみを作れだの、ビールをつげだの
そんなことはない。
自分で買って帰ってきて、
ワイワイ騒いでいるだけだ。
そこまではいい。
私はさっさと寝るタイプなので、何時に帰ってきたのか知らないが、
今朝、男性の叫び声で目が覚めた。
話は前日に遡るが、
我が家にはリビングの横にテラスがあり、
そこに、IKEAで購入したパラソルとソファが置いてある。
見栄えがいいからか、夫が二日前から使いもしないのに、
パラソルを広げていた。
↑こんなん。
我が家は山の斜面に立っているので、
風の強い日などは脆に風を受ける。
昨日も風が強く、昼間は90度ぐらいに傾いていた。
傘がもげるんちゃうか、と見ていたのだが、
私の力ではパラソルを閉めることはできないし、
夫が仕事へ行く前に「パラソル閉めといてね」と言ったのに、
閉めていかなかったことにも腹を立てていたので、
閉めずにおいた。
そう、今朝、男性の叫び声が聞こえた時、
私は「もしかして、パラソルがもげて、飛んでいき、
道行く男性(朝から犬の散歩とかしている人)に当たったのでは!」と
思い、跳ね起きた。
焦って、見にいくと、
そこには夫が楽しそうに社員の方2名と歓談しているのが見えた。
くそ、早起きして損した。
あと30分ぐらいなら寝られそうだ、と思い寝室に戻る。
30分後、寝室近くで何やら夫がゴソゴソしている。
寝室を出ていくと、
夫が納戸から客用布団を出そうとしている。
「あ、広海ちゃん、寝かせてあげたいから、布団敷いてくれへん?」
ここ。
これ。
これが腹立ったんですよ。わたしゃ。
連れてくるのは、いい。
家で朝まで飲んでいるのも、いい。
しかし、私が今から子どもの朝ごはん作って子どもを送り出すって時に
私に頼み事するの、やめて。
それを言うのだが、酔った夫には伝わらない。
いや、夫は私が怒っていることには敏感だが、
アホなので(人としてではなく、夫として)
私が「何に怒っているのか」がわからない。
「なんなん、そんなん言わんとやってくれたらいいやん。
もう、いい。もう、連れて来んからな。
もう広海ちゃんの友達が連れてきても、俺、
何もせんからな。」
プリプリ怒り返してくる。
それが余計に腹が立つ。
言わせてもらうが、
私の友達が来る時は、あなたに出かけておいて欲しいぐらいなんですけど。
何もしていらんのですけど。
喉元まで出かかるが、
ややこしいだけなので、黙って布団を敷く。
うーん、違うな。
昭和の親父というか、
永遠の小学生なのだ。
寝ている私を起こして、あれこれしろ、とは言わないが、
私を見つけた瞬間、
甘えてくるのだ。
「俺、できひん。やって〜」と。
それが腹立つのだ。
なんせ、子どもじゃないから。
子どもなら、この先成長が見込めるが、
相手はもうすぐ還暦の親父である。
成長、するのだろうか。
成長、してほしい。
繊細さんなので、人の怒りには敏感で、
私の機嫌の悪さには気がつくのだが、
それが「人を連れてきたこと」だと思っている。
だから、回数はそんなに多くはない。
ごめんね、と謝ってくる。
違う、違うんだよ。
そこじゃないねん。
朝から血圧が上がり、
朝ごはんを食べる頃にはふうふう言っていた私。
今は、皆さん静かに寝てらっしゃる。
起きたら、食べていただこうと、お味噌汁だけとりあえず準備して、
今朝の出来事をこうして、記事にして
血圧の低下を待っている。