【覚書】心を入れ替えて多いに頑張りたいと思っていること
先日、朝、娘が食卓についた途端。
「あ〜怖い夢みた〜」とのたまう。
「そうなん?どんな夢?」と聞くと、
「大きいアリに追いかけられた」とのこと。
それは怖いね。
「大きいアリっていうか、(娘)たちが小さくなったんだけど、
そのアリがいっぱい追いかけてくるねん。」
「それは怖いな〜ははは」と私。
「でな、ママが食べられるねん。」
え?
息子がまだ小さかった頃に、
「千と千尋の神隠し」を観ていて、お父さんとお母さんが豚になった瞬間
大泣きしていたことを思い出す。
きっとそれぐらいの衝撃があったはずだ。
どうやら、みんなで走って逃げていたのだが、私の足が遅く、
アリに捕まってしまったらしい。
「でな、パパが助けに行くんやけど、
パパも食べられるねん。」
「(娘)とお兄ちゃんは逃げたけど」
「あ〜怖かった〜」
そうやな、そらママもパパも食べられたら、怖かったよな。
そこで、娘が一言。
「ママ、走る練習せなあかんで」
は、はい。
私は常日頃、
ゾンビが出た時のために早く走って逃げる練習をしておかなければ、とか
ゾンビから逃げるために高いところに登らなあかんから腕を鍛える、とか
ゾンビと戦うために、ヘルメットを用意しとかなあかん、とか
備えあれば憂いなし、的なことを言っているのだが、
毎日ストレッチなどの小さな運動しかできておらず、
自分の小さな運動よりもどんどん加速していく老化のスピードの方が
早いのが現状である。
そんな私を見抜いてか、心配してか
娘の夢にまで不安を与えてしまったようだ。
いかん、このままではいかんな。確かに。
毎日ちょっと、ほんのちょっとの運動では確かに足りていない。
このままでは大きなアリに遭遇した時に確実に食われてしまう。
「ママが食べられてる間に、あんたらが逃げたらそれでいいねん」と言うと、
「いや、アリ、めっちゃいっぱいおるんやから。それも追いかけてくるやんか。
ちゃんと走って逃げてよ。」
と囮作戦はすぐさま却下されてしまった。
まあな、パパも助けに来て食われてもうたしな。
ママが走る練習してみんなで逃げたほうがそらいいよな。
早く走る、というのはあれやんな、
筋トレするだけじゃあかんよな。
「ほな、家の前をちょっと走るから、(娘)ちゃん付き合ってよ」と
言うと、
「なんで、(娘)が付き合わなあかんねん〜」とのこと。
なんとも冷たい。
だって、私一人で走り込んでたらなんか怪しいやん。
全力疾走の練習をしているアラフォー。
怪しいやん。
ジョギングでもない。
全力疾走。
子どもと一緒なら「競争」で済むけど、
一人、黙々と全力疾走。
ご近所さんの目もあるしな。
いや、でも背に腹は変えられんかな。
うむむ。
とりあえず、筋トレをしようと、
腹筋をやってみるが、
腹筋といっても、腹筋もどきしかできず
しかもそれも10回限界だ。やばい。やばいな、私。
ちょっと数年前までは娘の出産の際に帝王切開だったから
腹筋切ってるししゃーないねん、とふんぞりかえっていたが、
さすがにこりゃやばいよな。
続いて腕を鍛えるために、
階段のところにぶら下がってみた。
五秒しかもたない。
やばい。やばいな。
このままではゾンビから逃げるために高いところにぶら下がっても
5秒で落ちてしまう。
自分を持ち上げるなんてもってのほかである。
確実に食われる。
できれば、ハンソヒちゃんみたいに自分を持ち上げたいところである。
(「マイネーム」)
というわけで、年末に
「来年こそ、自分を鍛える」を目標に掲げたいと思う。
ちなみに、娘が今朝見た夢は、
「ママとばあばとな、買い物に行ったらな、
駐車場代が足りんからもう少し何か買わなあかんってなって、
近くの花屋さんで、
バラの形の大きい置き物買うねん。
要らんのに。
で、ばあばの家をせっかく片付けたのに、
またばあばの家に持って帰るねん。
あかんやん。」
だそうです。
娘は娘なりに、私を見ながら色々と心配しているようだ、と
痛感した今日この頃である。
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