番外編:大阪・桜ノ宮にある「泉布観」と「旧桜宮公会堂」
本来は南河内にある河内長野に住んでいることがあるので、その周辺情報を紹介するのが、ここの趣旨としてやっています。
ですが南河内は離島ではありません。したがってその範囲から離れることも多く、稀に和泉国など隣接した地域を紹介することがあります。
今回はそれよりもちょっと離れて大和川の北にある大阪市内。先日、所用で行く機会がありました。
大阪市内には有名な見どころはいくつもありますが、比較的知名度が高くない気がしたスポットの近くに来ました。そこで「番外編」として紹介します。
大阪市は摂津国。堺市にある南海電車とJRが交差する三国ヶ丘駅も「摂津、河内、和泉」の3か国の境から来ている名前。堺の名前自体が三つの国の「境」から来ているそうです。
そして摂津の国大阪で、ちょうど大阪城の北に位置する、大川(旧淀川)沿いにあるのが桜宮という地区。
これは桜宮(櫻宮神社)が由来で、神社の目の前の河川敷が桜の宮公園になっています。
そして名前の通り桜の名所ですが、今はまだその時期ではないので、何も咲いていません。まあ桜については河内長野でも存分に楽しめるので、良しとしましょう。
川岸の一部が人工的な砂浜になっている地域。都会らしいですが、カラスがいました。
こういう看板を見つけました「青湾」今では到底考えられませんが、豊臣秀吉の時代は茶の湯にも適していたほどの清流が流れていたそうです。
こちらは桜宮橋。1930年に架けられて「銀橋」との異名を持つ橋です。また国道一号線。といっても厳密には渡っているほうが新桜宮橋(新銀橋)のほうで、こちらは2006年にできました。
橋の上から川のほうを眺めてみました。やはり大阪市内はやたらビルが多いですね。
桜宮橋を渡ると泉布観(せんぷかん)の建物が見えてきました。コンクリートのビルが多い中で、こんな味わいのある洋館があると不思議な気がします。重要文化財だそうで説明は次の通り。
アイルランド出身者が設計して明治4年に完成し、明治天皇の宿舎として利用されたそうです。
例年なら内部も見れるそうですが、今年はコロナ禍により中止。
その代わり動画配信するそうです。
そして泉布観のすぐのところに、もうひとつ古い建物。旧桜宮公会堂がありました。
元々は旧造幣寮の正面玄関を移築したもの。内部をリノベーションしました。今は結婚式場とレストランとして利用しているものだそうです。
そういえば、ちょうど結婚式の衣装の撮影をしているカップルがいました。
さて小さな庭がありました。覗いてみると。
大きな錦鯉が泳いでいます。
さらに雪柳? が咲いていました。
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