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続・児童センターと爺ちゃんと

秋のある日のこと。

先日、児童センターに行ったら
この前のじいちゃんが野菜を売っていた。

モロヘイヤおいしかったよ、
と言いたかったのだけれど、
他にもおばちゃんが二人世間話をしており、
先に品物を見てみた。

ネギ、ニラ、ツルムラサキ、
ジャガイモ、シシトウ、サトイモ…

今回はサトイモだな。

おばちゃん達が話を終えて去っていったので、
じいちゃんに購入の旨を伝えた。

リュックから財布を取り出す間にも
私は膝を曲げて
娘をその上に乗せながら片手で抱いている。

じいちゃんが一言。

かわいいね〜

(そうでしょう?ドヤァ)
とは言わず、
「おじちゃん、ありがと〜」
と娘の代わりに伝えておいた。

購入を済ませ、
「おじちゃん、バイバイ」
と娘の手をとって振りながら帰った。

今回は重さを測ったり
相場を調べたりはしない。

でも
スーパーで買うよりは安く大量だ、
ということはなんとなくわかる。

煮物でも作ろうか、と思っていると…

あ。

じいちゃんにモロヘイヤのお礼するの忘れた

ということを思い出した。

痛恨のミス。

こりゃあ、
またじいちゃんとこで野菜買うしかないね。

秋のある日のことだった。

応援してくださるそのお気持ちだけで、十分ありがたいのです^_^