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Photo by
ennakeiko
片っぽの靴下
洗濯物を回し終わった後に発見する靴下の片っぽ。
ちっちゃなことだけど、ものすごく落胆するし
気づけなかった自分に苛立ちさえ覚えてくる。
大方、それは彼のもので、それを指摘するけれど
当人は全く気にもしない様子で「ほんとだー」なんて言っては
そのままゲームに没頭する。
そんな片っぽ分のイライラと
「もうっ!」と怒りながらも毎回、私が洗濯カゴに持っていく
片っぽ分の義務感。
のんきな彼としっかりしたい私。
いろんな片っぽずつが、もしかしたら生活していく中には、たくさんあるのだろう。
片っぽずつだから、ちょうどいい関係もあるのかもしれない。
(だからと言って、甘やかすのは良くないのだと思いつつ)
いろんな片っぽを見失わないように、上手に付き合いながら
生活していけたらな、なんて思った今日この頃。