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祖母がくれた最期まで楽しく生きるヒント

こんにちは、
瘦せ型専門の管理栄養士 浜野美波です。

今日の結論、
美味しく食べられることは人生を豊かにする
という話です。


私たちは日々、
当たり前のように食事をしています。
しかし、その「当たり前」がどれほど尊く、
幸せなことなのか

祖母との思い出を通してよく考えます。

祖母は90歳を超えても
自分の歯で食事を楽しむことができました

薬はいろいろ飲んでいるし、
カラダも自由はきかないけれど、
唯一の自慢は歯!

と、よく笑って話していた祖母。
最期まで、
食事の時間を心から楽しみにしていました。

学生時代から社会人になっても、
まとまった休みができると、
東京から、岡山の祖母の家まで
会いに行きました。

必ず祖母の手作りの料理で
もてなしてくれました。
季節の食材を使った郷土料理、
丁寧に作られた煮物、香り高いご飯。

その一つ一つに、
孫を想う祖母の愛情が込められていました。

高齢の祖母を一人残して帰ることが切なくて、
帰りの新幹線では、よく涙を流していました。

今思えば、
祖母は「美味しい」という言葉とともに、
私に大切なことを教えてくれていた
のだと
気づきます。

4年前、コロナ禍の真っただ中、
当時5歳と3歳の子どもたちを連れて、
最後のお別れに向かいました。

祖母の人生の最期まで、
食べることは大きな喜び
でした。
持病を抱えながらも、自分の歯で味わい、
「美味しい」と笑顔で言える
それは何物にも代えがたい幸せだったのです。

美味しく食べられることは、
単に「栄養を摂取する」という以上の意味
があります。

それは人生の喜びであり、
大切な人との思い出を紡ぎ、
心を温かくする瞬間なのです。

祖母が残してくれた
「自分の歯で食べる幸せ」という教えは、
今を生きる
私たちへのメッセージでもあります。

歯の健康、身体の健康
それは将来の自分への贈り物であり、
大切な人との大切な時間を豊かにする
投資でもあるのです。

これからも、
日々の「食べる」という行為に感謝し、
その幸せを噛みしめながら
生きていきたいと思います。

祖母との思い出は、
毎年2月の命日が近づくと
一層鮮やかによみがえってきます。

「美味しいね」という何気ない言葉の中に、
どれほどの幸せが詰まっていたのか
を、
改めて感じずにはいられません。

食べるこということに意欲的になれない、
胃もたれなどの不安があり、
思うように食事を楽しめない。
そんなあなたは、
コチラで食事を楽しむヒント
探してみてくださいね!


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