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ビタミンの秘密 part②

どうもこんにちは、前回のビタミンの話はいかがでしたか。かなりボリューム感があったかなと個人的には思ってます。前回はビタミンの中でも脂溶性ビタミンを説明しましたね。脂溶性ビタミンは体にたまりやすいもので種類はDAKEですね。
本日は、なんと残りのビタミンいついて説明しますね。あの終わり方でビタミン終わると不完全燃焼もいいとこですよ、
なので今日は水溶性ビタミンについて引き続きお話します。


水溶性ビタミンは簡単に言えば体にたまりにくいため過剰摂取にもなりにくいものでしたね。
詳しくは前の記事をどうぞご覧ください
それで水溶性はビタミンBとCなんですけど、Bにはたくさん種類があります、なので選りすぐりを説明しますね。


・B1
役割;炭水化物をエネルギーに変換する反応の補酵素としての作用、神経を正常に保つ
欠乏の原因;食事、需要増大(糖質過剰摂取、重労働)、吸収障害(アルコール)、活性化障害、高カロリー輸液
欠乏の状態;脚気(末梢神経障害)、ウェルニッケ脳症(中枢神経障害)
代表的な食品;豚肉、玄米

まずはビタミンB1です。役割としては炭水化物をエネルギーに変換することと、神経の働きを正常に保つことです。欠乏する原因は食事であったり、体からの需要が増えたり吸収できなかったりとほかのビタミンと大体似ていますね。
そして、欠乏するとどうなるかというと、脚気とウェルニッケ脳症になります。脚気とかは割と聞いたことある人もいるかもしれませんね。脚気はざっくり症状をいうと末梢神経障害、つまり手や足の感覚がわかりずらくなったり動かしにくくなる症状と心不全の症状がでます。心不全の症状ではだるさだったり足がむくんだりといったものですね
そしてもう一つのウェルニッケ脳症は眼球運動障害、運動失調、意識障害が症状として挙げられます。眼球運動障害は目が震えたりするものです。運動失調は本当にざっくり簡単に言うと体が震えたりするものです。厳密に言えばもっと区別されたり種類もたくさんあるのですけどあくまで本題ではないのでここはさらっとしますね。
この脚気は我が国でもわりとビタミン欠乏しやすくてなる人がいます
やはりビタミンは体にとって必要不可欠なものだと再認識できますよね


・ナイアシン(ニコチン酸、ニコチン酸アミド)
役割;生体内のあらゆる酸化還元反応の補酵素
欠乏の原因;食事、吸収障害(アルコール、偏食)
欠乏の状態;ペラグラ
代表的な食品;マグロ、カツオ
次はナイアシンです。役割としては酸化還元反応に作用するらしいのですけどね、あんまり小難しいことばかり言うと怒られそうなので体にとって大切な反応だと薄っすら心にとめておいてください。欠乏するとどうなるかというとペラグラという病気になります。ペラグラは皮膚炎、下痢、認知症の症状が起きます。原因は偏食やアルコールの飲み過ぎなんかでなります。

・葉酸
役割;様々な酵素の補酵素、主に核酸合成に関連するビタミン
欠乏の原因;食事、需要増大(妊娠)、吸収障害(アルコール)、葉酸拮抗物質
欠乏の状態;神経管閉鎖障害(二分脊椎、無脳症)、虚血芽急性貧血、動脈硬化リスク
代表的な食品;レバー、トウモロコシ、枝豆
この葉酸はいろんなものに使われいるんですけど、最も重要になるのは妊娠の時なんです。妊娠初期に葉酸が欠乏すると新生児の神経管閉鎖障害になります、奇形と呼ばれる状態で二分脊椎や無脳症と呼ばれる病気があります。背骨が皮膚から見えて居たり脳を覆う頭蓋骨がうまく作られなかったりすることがあります。そのため妊娠を希望するすべての女性に対して葉酸を摂取することを勧められます。

・ビタミンC
役割;体内の酸化完全反応に関与
欠乏の原因;食事、需要増大(喫煙、激しい運動、妊娠など)
欠乏の状態;壊血病、動脈硬化リスク、発癌因子
代表的な食品;ブロッコリー、イチゴ
さて、最後にビタミンCですね。このビタミンCも酸化還元作用に関与して本当にいろんな機能にかかわります。そのため特徴的な病気だけ話しますね。不足すると壊血病と病気になります。壊血病は全身のだるさ、内出血、皮膚の乾燥などの症状がおきさらに症状が進むと死に至る可能性があります。
昔、遠洋の船乗りがかかった病気としては有名ですけど日本だとまれですね


さてここまで端折ったりざっくり説明していきましたけどいかがでしたか
ここまで説明すればもうビタミンがいかに体に大切なのか伝わりましたかね、それと意外とビタミンが不足する理由はにてても症状は違ったりしますよね。ほへぇ~と感心してもらえたならお話しした甲斐があります
では今日はここまで!

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