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102.星の王子様に学ぶ、人生で大切にしたいこと

こんにちは。

あと一息で梅雨が明けそうな毎日。本格的な夏を目前に控えて、嬉しさ半分、夏の暑さに恐れをなしている今です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

2021年後半に入り、自分の今の現状と年明けに立てた目標を見直す機会が増えてきました。

上手くいっているところもあれば、思うようにいかず焦る場面も多数。

そんな中で10代のころから大好きだったあの本に教えてもらったことを最近はとてもよく思い出します。

「星の王子様」The Little Prince -サン=テグジュペリ

星の王子ざま

一人のパイロットと、どこか遠い星からやってきた王子さまが出会うことによって、本当に大切なものは何なのかを考えさせられる本です。

自分が本当は何を大切にしたいのか、考える上でとても重要なことを教えてくれたこの「星の王子様」

大切な部分を少しだけ!ご紹介していきたいと思います。

帽子の絵からわかること

本の冒頭に急に帽子の絵が登場します。

帽子の絵

この絵を見て大人たちはみんな

「帽子がどうしたの?」

「帽子なんか必要ないんだよ。」

「もっと重要なこと(数学など)に頭をつかいなさい。」と

口々に少年に伝えます。でも実はその絵は帽子ではありませんでした。

大きな象を飲み込んでしまったヘビの絵だったのです。

一生懸命にそのことを説明する少年と、頭から否定する大人たち。

象の絵

この絵を見たときに私も「まさか」という気持ちになりました。象だなんてって。

でもよく考えると小さいころはお絵描きをしているときにたくさんのことを絵の裏側に隠していたのを思い出します。一度描いた絵のうえから黒のクレヨンで塗りつぶしたりもして笑。

私たちは年を重ねるごとに、目に見えることのみを強く信じてしまうクセが付いてしまっているのかもしれません。

本当はヘビのお腹に何がいてもいい。

でもそれを信じる勇気がなくなってきているのかもしれませんね。

星に住む人たちが教えてくれること

本の中盤、王子様がたくさんの星をまわって、星に住む人たちと話をするシーンに飛びます。

王子様は大切なお花を守るための手段を探していました。

たくさんの星を回り、星の住人たちと話をするけれど欲しいものは手に入りそうにありません。

なぜか。

星に住む人々が王子様の話を聞いてくれないのです。

計算で忙しい星の人

威張り散らしていて忙しい星の人

目的が分からない仕事に追われている星の人

様々な理由をつけて、みな王子様の言葉を聞こうとしません。

普段の生活の中で同じようなことをしていないかなと自分を顧みるチャンスをもらいました。

「忙しい」は心を亡くすと書きます。

時間がないからとう理由で私たちは大切なものを見つめる機会を失ってはいないでしょうか。

本当に大切なものは目に見えない

最後に、この本から学び、一番大切にしていきたい考え方をここに記載します。

本当に大切なものは目に見ない。。

いつからか私たちは、自分の目に映る表面上のものだけを信じるようになってしまいました。でも本当にそれが真実なのでしょうか。

目に映るものだけではなく、もの事の背景や本当のメッセージを掴んでいく存在でありたいですよね。

さて、こんなことを心にとめて今日も一生懸命に仕事をします!




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