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【魔女の腸活レシピ】免疫力を高める最強の浅漬け

免疫力はワクチンでつけるものではない

世の中は、ワクチン開発状況に一喜一憂していますが、実は一番の解決策は、腸の状態を良くすることだ。

というのも、免疫力の7割は腸がにぎっているという。

これは、私の敬愛している藤田紘一郎先生が提唱している。

藤田先生は、臨床のために回虫を体内に飼って実験した寄生虫博士として有名な、免疫学者(医学博士)。

腸内環境を整えることで、免疫力が強化される。

では、どうやって腸内環境を整えれるのか?できれば、毎日の食事の中で、簡単にできて続けられる方法を探していた。

腸内フローラを改善したい

この藤田紘一郎先生と、江戸料理文化研究家の車浮代さん共著の本「免疫力を高める最強の浅漬け」にその答えがあった。

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米の研ぎ汁に塩と野菜をいれると培養される乳酸菌によって、腸内の免疫細胞が活性化されるとのこと。

米の研ぎ汁浅漬け

何がいいって、米を炊くついでに作れるところだ。

明治維新によって近代化される前の江戸時代までは、循環型の生活が日本では営まれていたことは最近知った。

米のとぎ汁は、色々なものに再利用されていた。洗顔に。食器の油汚れに。拭き掃除に。庭の水やりに。もちろん、浅漬けにも使われていただろうとのこと(文献は残っていないよう)。

①1回めのとぎ汁は捨てて、2回め、3回めのとぎ汁を使う。

②とぎ汁200ccに対して、塩小さじ1

③切った野菜を投入

以上の簡単さ。この浅漬け野菜は、生で食べてもいいし、料理に使っても良い。

きのこ類やブロッコリー等加熱したい野菜に関しては、加熱してから漬けてもいいし、つけ汁で食材を茹で、冷ましてから保存というルートでも良い。

乳酸菌は加熱してもいい?

ここで、一つ疑問が。加熱すると乳酸菌が死んでしまうのではないか?事実、乳酸菌は、60度では30分で死滅。100度では数秒で死滅する。

しかし!

乳酸菌は死してもなお、腸に有効に働いてくれるのである。

(1)死滅した乳酸菌(死菌)は、腸内で善玉菌の餌になり、善玉菌の勢力を強くできる。
(2)死菌は、腸壁を刺激し、免疫物質の分泌を促し、免疫力を高める
(3)死菌は、排泄されるまでに腸内の老廃物や悪玉菌などの有害物を吸着し排出する。

ちょっと、、、めちゃいいやつじゃん。これは乳酸菌とうまく付き合ってみようという気になる。

ということで、乳酸菌たっぷりの浅漬け、作ってみたのがこちら↓



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