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あのとき、誰かのために鳴らした鐘

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自分のなかの自分は、いつも自分の想いを伝えたいと藻掻いていた。
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2024年2月の記事一覧

僕の夢は…

もう若くはない僕は あなたの夢を教えてと言う君に 何と答えればいいのだろう しかも 君は …

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夜を越え、時を越え

この夜を越え 君に 届けよう 僕の気持ち 君と出会えたこと 君と過ごした時間 すべてに あ…

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融けない雪

ずっと 捜し求めていたような気がする あなたと出会ったときに ひとつの旅が終わったように思…

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恋のはじまり

誰もいなくなった 校庭の片隅で ひとり 蹲ったまま 大きなクスの木の下で 膝を抱えて 丸く…

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ふたりの情景~不協和音~

涙で揺れる瞳 零れる涙を拭おうともしないで じっと 僕をみつめる君 僕のこと 許せないんだ…

ふたりの情景~彼女の気持ち~

わたしは 怒ってなんかいない どうして こんなに好きになったんだろう そればっかり 考えて…

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ふたりの情景~笑ってくれるんだね~

暮れなずんでいた街が 気がつけば すっかり夜の顔になっている 僕たちは ずいぶん長いあいだ黙ったままでいた 笑ってくれるんだね 君の気持ちを量るつもりなどない ただ 僕は  君に愛されるだけの人間であるのかと考える 君の やさしさに 甘えてばかりいる僕が… テーブルの上に そっと差し出される手 君の白く柔らかな手に 静かに重ねる手 僕の 心の震えを 正直に伝える手 僕は ゆっくりと力を入れて 握りしめる その力を 本当は 言葉にしたい ふさわしい言葉など ないのだと

ふたりの情景 ~あなたの腕のなかで~

ほら あの白く輝く星 私たちが出合うよりも  ずっと前に生まれた光 想像もできない悠久の旅 …

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もう一度

もう一度 僕のとなりに 佇んでくれないか 何も喋らなくてもいいから もう一度 テーブル越し…

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ふたりのdistance ~グランドにて~

遠くからの視線に  僕の足は止まる 空を見上げるふりをして 君の姿を確かめる 「ここにるよ…

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そして・・・

たしかなのは 今 僕が ここにいるということ そして もうひとつ 君は 僕の知らないところ…

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わたしのこころ

このほしに生まれて このまちで暮らして あなたと であって 恋におちた あなたの言葉も ぬ…

ふたりの写真

写真のなかの君 少し眩しそうに 目を細めている ほかのみんなは笑っているのに なんだか困っ…

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ためらいも迷いも…

自分の夢を追いかけると 君を悲しませる 君と出会い 君と恋におちた 時間は巻き戻せない 僕がふたたび立ち上がって 夢に向かったのは 君がいたから 砂を噛むような日々を蹴って 明日を信じたのは 君がいたから でも 夢を追いかけると 君を悲しませる 君がいたから 走ることができた 走り続けられると思ってた ためらいも迷いも いらないはず 僕は 君を悲しませてはいけないはず それでも 心が揺れる 夢を追いかけたい 君を悲しませたくない